Appleが、9月初頭にiPhone5をリリース、9月後半にiPad miniをリリース、そして発熱問題などを改善した新しいiPad(iPad3)の改良版もローンチするというアナリストのレポートをMac Rumorsが伝えています。
KGI Securitiesのアナリスト、Ming-Chi Kuo氏によるレポートは次のようになります。
iPhone5
- 9月、特に9月初旬に近い時期にローンチされることが期待されています。
- しかしながら、コンポーネント(インセルタッチパネル、シャーシ)の歩留まり(yield rate/不良品でない割合)のために、特にリリース直後は出荷数が少ないともいわれています。
- iPhoneの発売直後はただでさえ入手困難な状況になりますが、iPhone5はこれまで以上に品薄になる可能性があります。
iPad mini
- iPhone5のリリース後、9月後半にローンチされる見込みです。生産は8月に本格化します。
- iPad miniは第3四半期(7月〜9月)の最後の1〜2週間の間に発売されるにも関わらず、そのわずかな期間だけで180万台以上を売り上げると予測されています。第4四半期には1300万台が販売されるとされ、iPad 9.7インチに追いつく勢いとなるといわれています。
新しいiPad(iPad3)改良版
- 2012年3月に発売されたiPad3のマイナーバージョンアップモデルが発売される見込みです。現行モデルの発熱問題の改善、コスト削減などが含まれます。
- ユーザーは現行モデルと改良モデルとでは区別がつかないとKuo氏は指摘しています。
- iPadの生産ラインでは、iPad miniのコンポーネント出荷が8月に始まり、現行iPad3の生産は完了、iPad3改良版の生産が準備されます。iPad3改良版の明確なリリース時期はわかっていません。
Kuo氏によれば、2012年第4四半期にiPhone5は5500万台、iPadは2400万台を売り上げる見込みです。
9月から10月にかけて、Appleは上記、iPhone、iPadシリーズのリリースに加えて、iPod touch、iPod nanoの新型も発売するといわれています。
関連記事