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iPhone5は4.08インチ16:9、320ppiディスプレイ採用、アナリストレポート:AppleInsiderより

次期iPhone5は4.08インチ、1136×640ピクセルになるというアナリストのレポートをAppleInsiderが紹介しています。
KGIのアナリスト、Mingchi Kuo氏によれば、「iPhone 5」のスクリーンは4.08インチ、アスペクト比16:9、解像度1136×640ピクセル、画素密度320ppi、輝度500nitになるといいます。ディスプレイサイズは90.3mm×50.9mm。液晶ディスプレイはインセルタッチパネルを採用します。
これまでのiOSアプリとの互換性、バッテリー寿命、高解像度ディスプレイによるユーザーエクスペリエンスの向上などの観点からこのディスプレイを採用するとアナリストはみています。また、片手だけで操作することを重視するためにAppleは4.3インチ以上のディスプレイを採用することはないとも予測しています。
次期iPhone5のディスプレイ:KGIのアナリスト Mingchi Kuo氏のレポート
次期iPhone5のディスプレイのスペック:KGIのアナリスト Mingchi Kuo氏のレポート:AppleInsiderより
このディスプレイを採用したiPhoneは、これまでのiPhoneと比べて横幅は同一のまま、縦に長細くなります。「iPhone4S/4」の液晶ディスプレイは3.5インチ、960×640ピクセル、アスペクト比3:2です。横幅は同じピクセル数であるため、既存のアプリは対応しやすくなります。
既存アプリをiPhone5の16:9スクリーンで表示した場合:KGIのアナリスト、Mingchi Kuo氏のレポート
既存アプリをiPhone5の16:9スクリーンで表示した場合:KGIのアナリスト、Mingchi Kuo氏のレポート
16:9のアスペクト比を採用することで、iPhoneを縦にしたときはブラウザや地図アプリ、メモなどの1ページ当たりの情報量を増やすことができます。iPhoneを横にしたときは映画作品を画面いっぱいに表示させることができます。また、細長い個体を採用することで、スピーカーやマイクの位置がユーザーの顔によりフィットするというメリットもあります。
4.08インチ、16:9、1136×640ピクセルという値は、先月末に出てきたフロントパネルの設計図でも見られたものです。この設計図では4.08インチ、16:9のスクリーンサイズになっています。
また、「iPhone5」のプロトタイプには3.95インチ、1136×640ピクセルの液晶ディスプレイが使われていました。これは今回の情報と同じ解像度です。
細かな違いはあるものの、次期「iPhone 5」は約4インチサイズのディスプレイを採用し、本体は従来よりも縦に長くなるというのが、現状の情報における共通点となっています。
一方、今回の情報より出ていたインセル(in-cell)パネルについても、これまでに複数の情報が出ています。インセルパネルは、Sony、LG Display、Toshiba Mobile Display(TMD)、Sharpが供給するともいわれています。また、ジャパンディスプレイも生産するという予想もあります。上記、KGIのアナリスト、Mingchi Kuo氏のレポートにはTMD、LG Display、Sharpがサプライヤーとなると書かれています。