iOS11では、iOSデバイスをシャットダウンするための新たな方法が追加されています。
「設定」→「一般」を開き、一番下までスクロールさせると「リセット」の下に「システム終了」というボタンがあります。
これを押すと画面に「スライドで電源オフ」と表示され、iOSデバイスの電源を切ることができます。
この「システム終了」ボタンは、物理的な電源ボタンのソフトウェアボタンとして機能します。したがって、電源ボタンを長押ししたときと同じことができます。
また、AssistiveTouch機能で「画面をロック」ボタンを表示させ、そのボタンを長押しした場合とも同じ挙動になります。
iOSデバイスの電源を切りたい場合、通常は電源ボタンを長押しすれば済みます。
しかし、電源ボタンが壊れてしまった場合や、あるいは故障防止のために、この新しい「システム終了」ボタンを活用することができそうです。
再度電源を入れるには電源ボタンを押す必要があります。もし電源ボタンが故障している場合はコンピュータや充電器に接続したLightningケーブルをiOSデバイスに差し込むことで自動的に電源が入ります。
この機能はiOS11ベータで確認されています。
正式版では変更される可能性があります。
Source:CNET Japan