Appleは2つの13インチMacBookの新モデルを発売するという情報をForbesが伝えています。
IHS MarkitのアナリストRhoda Alexander氏は、2つの異なるRetinaクラスのディスプレイパネルがAppleの生産ラインにあるとしています。
どちらのパネルもサイズは13.3インチで解像度は2560×1600ピクセルのいわゆるRetinaディスプレイですが、それぞれ使用される技術が異なります。1つは酸化物（oxide）ベースで、もう1つはa-Siあるいはアモルファスシリコンです。後者はノートブックで一般的に用いられています。前者はノートブックではより新しいテクノロジーであり、SharpのIGZOなどで知られています。Alexander氏は特定の酸化物技術について明言していません。
写真は現行MacBook Pro
2つの異なる13.3インチパネルは、2つのモデルで使われるとされ、酸化物パネルは13.3インチMacBook Proの新モデルに採用されるとみられています。Alexander氏は生産が第3四半期（7～9月）以降開始されると話しています。
Digitimesなどはより低価格なエントリーレベルのMacBookについての情報を最近提供しました。こちらはRetinaディスプレイを搭載するといわれていますが、今回のAlexander氏のいうa-Siあるいはアモルファスシリコンのパネルとなると考えられます。また、KGIは低価格な新型MacBookが4～6月に発売されると予測しています。
スポンサーリンク
酸化物ベースのパネルについては、現行の27インチiMac Retina 5KディスプレイモデルはAppleによれば「精巧に作られた酸化物TFTベースのパネルを採用」しています。また、iPad Proの「新しいRetinaディスプレイは、iMac Retina 5Kディスプレイモデルと同様の広い色域を採用」し「カスタム仕様のタイミングコントローラー、光配向、酸化物TFTにより、素晴らしい色合い、コントラスト、鮮やかな色彩をもたらします」（Appleによる9.7インチモデルのニュースリリース）
MacBook Airの後継といわれる、より安価な新モデルの情報は最近になって複数現れています。
www.kobonemi.com
www.kobonemi.com
www.kobonemi.com
Appleは3月28日に発表イベントを開催します。
www.kobonemi.com
Source：Forbes
