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Shuttle XH170V+Core i7-6700で最大負荷時も優秀でした

Shuttle ベアボーンPC「XH170V」にCore i7-6700無印を搭載し、前回、アイドル時の消費電力を計測しました。

アイドル時で8.6W前後というのは予想以上の結果であり非常に満足でしたが、今回は高負荷時の消費電力と温度を計測してみました。

結果から書くと、今回も十分満足できる結果となりました。
OCCTのCPUテストを1時間行いましたが、CPU温度はほぼ70度で安定し、消費電力は最大97W程度でした。

「XH170V」、かなり優秀だと思います。

テスト結果と考察は別ブログで詳しく書こうと思いますが、ここでは要点だけを手短に。

テストマシンの構成

ストレージはM.2 SSDだけのシンプルな構成です。
「XH170V」のBIOSは、前回同様ほぼデフォルト(シリアルポートのみ無効)です。


https://lh3.googleusercontent.com/-icKpzXUPg58/Vn-xBwUKQXI/AAAAAAAApTk/12c2L28-xcw/s800-Ic42/Shuttle-XH170V_23.jpg

XH170VのCPUクーラー(写真左)がどの程度冷えてくれるのか。それが一番心配なところでしたが、今回の結果、個人的には全く問題ないことを確認できました。こんなに小さなPCで最大負荷でも70度前後なら十分な性能だと思います。
というのも、同じCPUを使った少し前に自作したPCは、CPU電力を下げないままで今回と同条件のOCCTを計測するとわずか数分で計測エラーになってしまっていました(詳しくはこちら)。一方、XH170Vなら1時間も安定動作。この差はかなり大きいです。


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これまでの計測結果

状態 電力
アイドル 8.6W
スリープ 2.2W
休止 0W
電源オフ 0W
最大負荷時(OCCT) 97.5W


1点気になったのは、今回計測のOCCT動作時の消費電力がXH170V付属のACアダプターの出力(Max 90Wと表記)を超えたこと。
とりあえず1時間90W以上の負荷をかけてもPCが不安定になったりシャットダウンすることはありませんでした。
なお、CINEBENCH、Hyperパイ、MHFベンチなど各種ベンチを計測中の消費電力はいずれも90W内に収まりました。しかし、低格以上の電力を出力させ続けるのは考えもの。ACアダプターやマザーボード搭載のコンバータの寿命を短くしかねません。

今回のテストの結果からはOCCT実行時よりも大きな電力がかかることはなかったので、通常使用の範囲で90W以上になることはないかと思います。とりあえずは、もうこのマシンでOCCTはやりません! ACアダプター買換えは結構な出費となるでしょうから。

https://lh3.googleusercontent.com/-hVtz6g9FAy4/VnvgjWGVnjI/AAAAAAAApMw/GsWEeKPmb6M/s800-Ic42/Shuttle-XH170V_13.jpg

XH170V付属のACアダプターの表記。
ACBel製で型番はADB002。最大出力は19V 4.74A 90W。


今後、各種ベンチマークの計測結果をまとめ、少し前に自作したPCとの比較を別ブログで行いたいと思います。
結果をざっと見ると、他サイトで計測されているCore i7-6700のベンチ結果と同程度でした。90W ACアダプターで足りるのかとも思いましたが、十分な性能を発揮してくれているようです。よかった、よかった。

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