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Shuttle XH170Vを購入しました。Core i7-6700+M.2 SSD+3.5インチHDDで組む予定

Skylake第6世代Coreプロセッサに対応したIntel H170チップセットを搭載したベアボーンキットShuttle「XH170V」を購入しました。

すでに購入してあるCore i7-6700を使おうと思っています。
これでクリスマスは1人でPC自作です^^;


購入したのはビックカメラ。貯まったポイントを使って購入。


実はこのCPU(Core i7-6700)を使ってすでに1台組んでいたのですが、いくつかの理由で、別のPCを組み立てたいと思っていました。

それで選んだのがこのShuttle「XH170V」です。

XH170Vを選んだ理由その1:3.5インチHDDを内蔵できる

1つ目は、最初に組み立てたPCは3.5インチHDDを搭載できないこと。
いまや8TBも安くなってきた3.5インチHDD。コスパ的にも最高です。
「XH170V」ほどのサイズで3.5インチHDDを搭載できるPCケースは他にありませんでした。したがって、3.5インチHDDを搭載したいと思った私にはほとんどこれしか選択肢がありませんでした。



ただし、3.5インチHDDを組み込むと2.5インチSSDが入らなくなる排他仕様なので、M.2スロット用SSDを用意する必要があります。
Shuttle「XH170V」は、Samsung SSD 950 PROやSM951などPCI-Express NVMe SSDはサポートされていません。またサイズは2280だけのようです。



そこで、M.2のSATA SSDを選ぶ必要がありました。
今回、SANDISK Z400s「SD8SNAT-256G-1122」256GBを購入しました。



SANDISK Z400sは低発熱で低消費電力がうたわれており、「XH170V」のような超コンパクトPCにはぴったりです。NVMe型M.2 SSDはかなり発熱がすごいらしく(90度を超えるというレビューも)、SATA M.2 SSDでもやはり発熱は高めのようです。
そんなわけでSANDISK Z400sは絶妙なチョイスではないかと思います。


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Shuttle「XH170V」を選んだ理由その2:低消費電力

2つ目は、最初に組み立てたPCのスリープ時の消費電力が思ったよりも大きかったこと。このPCはACアダプターで駆動できるようにしました。電源を切った状態(待機時)であれば消費電力は1Wですみますが、スリープ時は4.7Wにもなってしまいます。ちなみにPCのアイドル時は11W程度。スリープ時にアイドル時の半分近くも電力を消費するということがどうにも納得できませんでした。
色々調べてみると、どうやらACアダプターによって異なるようで別のものに交換すればもっと下がるかとも思いましたが、いざ取り換えるにもこのACアダプターは特殊(12Vタイプ)で別のものの入手が困難であり価格も高め(1万円弱のものも!)でした。しかも、それらアダプターの消費電力などのデータは見つからず、交換したところで実際にスリープ時の消費電力が下がるかどうかは全く分かりません。
一方、「XH170V」の消費電力に関するデータはまだありませんが、1つ前の「XH97V」のものは見つかりました

https://lh3.googleusercontent.com/-70lMGlTtjnE/Vnqpw25DW0I/AAAAAAAApJI/CaV8Lz24ylI/s800-Ic42/Shuttle-XH97V-Product-Information.jpg


これを見ると、Core i7-4790S、16GB RAM、1TB 2.5インチHDDを搭載した「XH97V」で、アイドル時16.79W、スリープモード1.17W、オフモード0.323Wなどとなっています。オフモードとは電源を切った状態ということでしょう。Haswell CPUでもこれだけ優秀なら、Skylakeならもっと期待できそうです。

Shuttle「XH170V」を選んだ理由その3:発熱が低い

最後に、コンパクトPCでは切っても切れない発熱の問題。
試行錯誤して、i7-6700Tと同程度の性能を保ちつつCPUの発熱を抑えるようにしてみました。

今回購入したShuttle「XH170V」の価格.comのレビューを見ると静かで発熱も少ないと評価されていました。CPUを冷やすヒートシンクがケースファンを使って冷却させるような構造になっており、省スペースで効率的に排熱するように思えました。


なお、「XH170V」に対応するメモリーはノートPCなどで使われるSO-DIMMスロット用。しかも通常電圧(1.5V)ではなく低電圧(1.35V)の製品です。DDR3Lと表記されていると思います。最近は両方の電圧に対応したメモリーも複数出ています。
今回はTranscend PC3L-12800 DDR3L 1600 8GB×2 TS1600KWSH-16GKを購入しました。


今回は3.5インチHDDとM.2 SSDの2つのストレージを組み込む予定ですが、3.5インチHDDを選択しなければ、2.5インチドライブ(HDD/SSD)+スリム光学ドライブ、2.5インチSSD×2など、ストレージ構成は柔軟です。最大4ドライブ(ODD、2.5インチ×2、M.2)を搭載できるようです。RAIDもサポートします。


というわけで、完成したらまた報告したいと思います。

追記:とりあえず完成しました。詳しくは下記をご覧ください。
mi.kobonemi.com

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