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iOSデバイス・Apple Watch・MacBookのバッテリー耐用年数・交換費用等について

Appleは公式サイト内「バッテリーのサービスとリサイクル」ページを更新し、新たにApple Watchのバッテリーについての記述を追加しました。

このページでは、Apple製品の内蔵バッテリーのリサイクルに関する情報とと共に、iPhone、Apple Watch、iPad、iPod、MacBookのバッテリーの耐用年数、フル充電サイクル、バッテリー交換時の価格についてなどを確認できます。

Apple製品を使っているなら、知っておいて損はない情報だと思います。

「バッテリーのサービスとリサイクル」ページは、日本語でも公開されています。
しかしながら、英語ページと記載内容が異なっています。


記載の違いが単なる誤りの可能性もなくはないですが、今回、Apple Watchのバッテリーに関する記載が追加されてもなお英語と日本語ページで差異があることから誤記とはちょっと考えにくいです。

以下、英語と日本語の記載の違いを比べてみます。

iPhoneのバッテリー

まず英語ページでは、フル充電サイクルを500回繰り返した時に、本来の容量の最大80パーセントを維持できるように設計されていると記載されています。

他方、日本語ページでは500回ではなく1000回となっています。

500回と1000回では単純に2倍の差があります。
ほぼ毎日充電したとして、英語ページを信じれば約1.5年間、日本語ページでは約3年間、バッテリーを高いレベルを維持できるのです。

英語ページではバッテリー交換の価格(79ドル+配送料)も案内されていますが日本語にはありません(別ページに案内あり。後述)。
なお、iPhoneには1年間の製品保証があり、保証期間内のバッテリー不具合時のサービスも含まれています。

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Apple Watchのバッテリー

今回新たに追加されたのがこのApple Watchのバッテリーに関する情報です。

まず英語を見ると、フル充電サイクルを1000回繰り返した時に、本来の容量の最大80パーセントを維持できるとあります。
これは日本語のiPhoneのバッテリーと同じ性能です。

他方、日本語ページを見ると、フル充電サイクルについての記載自体がありません。
その他、Apple WatchとApple Watch Sportが1年間の製品保証、Apple Watch Editonが2倍の2年間の製品保証が案内されています。これは英語・日本語とも同内容です。

なお、どちらのページでもApple Watchのバッテリー交換にかかる費用は記載されていませんが、他のページに交換費用の案内があります(後述)。

iPadのバッテリー

iPadについては、英語ページも日本語ページもほぼ同内容です。
iPadのバッテリーはApple Watchと同じ「フル充電サイクルを1,000回繰り返した時に、本来の容量の最大80パーセントを維持できるよう設計」されており、iPhoneと同様1年間の製品保証があります。

異なる点は、英語のみ、iPadのバッテリー交換に99ドル+配送料がかかると記載されていますが、こちらも別ページに案内があります(後述)。


iPodのバッテリー

こちらも英語・日本語ともほぼ同じです。
iPodのバッテリーは、フル充電サイクルを400回で80%の容量維持とされ、iPhone、Apple Watch、iPadよりも性能の劣るバッテリーを使っているようです。

英語ページでは、1年間の製品保証を過ぎた場合のバッテリー交換は、iPod shuffleが49ドル、iPod nanoとiPod classicが59ドル、iPod touchが79ドル+配送料と案内されています。

MacBookのバッテリー

英語・日本語同様に、フル充電サイクルを1000回で80%の容量維持と案内されています。
また、iOSデバイスと同じく1年間の製品保証に不具合の見つかったバッテリーの交換サービスも含まれています。
その他、MacBook、MacBook Air、MacBook Proのバッテリー交換サービスについてのリンクがあります。
なお、英語では、旧モデルの交換用バッテリーがApple Storeで購入可能であることも案内されています。


続いて、各製品のバッテリー交換方法や費用について確認してみます。

Apple製品のバッテリーの交換について

バッテリーの耐用年数は、デバイスの使い方やデバイスの設定などによっても異なってきます。
サポートページでは、「以前よりも頻繁にバッテリーを充電しなくてはならなくなったら、そろそろバッテリーサービスが必要かもしれません。」と案内しています。
保証期間を有効に使い、バッテリーに不具合があれば、すぐにAppleサポートを使いバッテリーの診断や交換などを行うことをおすすめします。

Apple Watchのバッテリー交換

たとえばApple Watchの場合、次のような記載があります。

バッテリーの瑕疵が原因で Apple Watch に不具合が生じ、その製品が Apple の限定保証または AppleCare+ の保証対象である場合は、Apple Watch を修理または交換いたします。Apple Watch が保証対象外であり、Apple の診断テストでバッテリーの容量が元の完全充電容量の 80% 未満であると判明した場合は、保証対象外バッテリーサービスをご利用いただけます。
Apple - サポート - 修理サービス Q&A センター

つまり保証期間を過ぎても、完全充電容量の80%未満であれば9800円で交換できるのです。

保証対象外 (OOW) 修理サービス料金 (税別)

  • Apple Watch Sport:27,800円
  • Apple Watch:40,400円
  • Apple Watch Edition:342,400円

保証対象外 (OOW) バッテリーサービス (税別)

  • すべてのApple Watchシリーズ:9,800 円
  • Apple の診断テストでバッテリー容量が元の完全充電容量の 80% 未満と判明した場合にのみ適用

Apple - Support

iPhoneのバッテリー交換

iPhoneの場合は「iPhone バッテリー交換サービス」を利用します。

バッテリーの充電機能が低下したために iPhone の修理サービスが必要になり、その修理サービスが Apple 製品保証、AppleCare 製品、消費者保護法のいずれの対象にもならない場合にご利用いただける有償のサービスです。
Apple - Support - Service Answer Center

このサービスを利用することで、1年間の製品保証期間を過ぎた場合など、有料(9,400 円+税)でバッテリーを交換できます。
その他、iPhoneの画面の修理についてはこちらに詳細があります。

iPadのバッテリー交換

iPhoneと同様に「iPad バッテリー交換サービス」利用時のバッテリー交換費用は10,400 円(税別)です。

その他、iPodシリーズ、MacBookシリーズのバッテリー交換については下記をご参照ください。

iPodシリーズ:Apple - サポート - 修理サービス Q&A センター
MacBookシリーズ:Apple - サポート - 修理サービス Q&A センター

Apple Store

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