Appleが先日リリースしたiOS 8.3 beta 2において、現在最新のiOS 8.1.3よりも古いiPhoneでパフォーマンスが改善されていることを確認したユーザーのビデオが公開されています。
ビデオでは、iPhone 4sとiPhone 5を使い、旧バージョンと比べてどの程度の違いがあるか比較を行っています。
iOS8.3では絵文字やSiriの対応言語の追加などが主な追加点です。
それ以外にもOS全体の処理速度の改善も行われているのかもしれません。
MacRumors Forumsにて紹介されている2つのビデオを確認すると、特に古い機種ほど処理速度が改善されているようです。
1本目ビデオでは、同じ環境および同じ32GBの容量である2台のiPhone 4sを隣同士に並べて、iOSの標準アプリのパフォーマンスをそれぞれ比較しています。
結果として、iOS8.3 beta 2はほとんどのアプリでiOS8.1.3よりも起動が高速化したように見えるとビデオでは考察しています。
iOS8.3でもこのまま継続されれば、iOS8をサポートする最も古いiPhoneで以前よりも快適に利用できるようになるでしょう。
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2本目では、やはり同じ環境および容量16GB同士のiPhone5を2台使って、iOS8.3とiOS8.1.3の動きを確認しています。
結果としては、iPhone5の場合、iPhone4sのときのような目立つほどの違いは見られなかったようです。どちらも快適に動作しますが、若干iOS8.3を搭載した方が優位にも見えました。
Appleは今後iOS8.3のベータ版を一般ユーザーにも公開するパブリックベータプログラムを実施する見込みです。
正式版の提供前に多くのユーザーのテストを受けることで、バグの修正やさまざまな改善を仕上げるためと考えられます。
Source:MacRumors Forums