ScanSnap S1500、S1300i、S1100の性能比較：定番自炊スキャナー

富士通/PFU ScanSnap S1500、S1300i、S1100は、文書や書籍を手軽にPDF化、クラウド化できるパーソナルドキュメントスキャナーの定番モデル。
各モデルの違いと共通点などをまとめてみました。

ScanSnapシリーズ共通特徴＆付属品など

本体性能：カラー自動判別機能、自動解像度モード、白紙ページ削除機能、サイズ自動検出機能、傾き補正・向き補正、PDF変換（検索可能）、長尺読取（863mmまで）
ソフトウェア連携：Evernote、Googleドキュメント、Salesforce、SugarSync、Dropbox、マイクロソフトOffice（Word/Excel/PowerPoint Windowsのみ）、SharePoint（Windowsのみ）、ピクチャフォルダ（Windows）、iPhoto（Mac）、ScanSnap Folder（Windows）、名刺管理、PFUタイムスタンプなど
iOSデバイス、Androidデバイスとの連携アプリ：ScanSnap Connect Application
付属ソフト：ScanSnap Organizer V4.1（PDF/JPEG整理：Windows）、名刺ファイリングOCR V3.1（Windows）、CardMinder V1.1（Mac）、ABBYY FineReader for ScanSnap 4.1（OCR：Windows）、Scan to Microsoft SharePoint 3.4（Windows）、やさしく家計簿エントリー for ScanSnap V1.0（Windows）、Evernote（Windows/Mac）

ScanSnap S1500のみ、Adobe Acrobatの違いでWindows版、Mac版とが用意されていますが、その他は全シリーズともWindows、Mac用ソフトのが両方付属しています。
以下、各製品の特徴。

ScanSnap S1500：富士通製品情報、PFU プレスリリース

ScanSnapシリーズのフラッグシップモデルであり、据え置き型です。Windows用「FI-S1500-A」、Mac用「FI-S1500M-A」が用意されています。2011年10月に付属ソフトが新しくなりました。PFUダイレクトでの販売価格は各49,800円。
現行モデルはモバイル、クラウドネットワークでの連携機能が強化され、Adobe Acrobatの最新バージョンが付属します。Acrobatが付属するのはS1500シリーズのみです。
- 新製品：Adobe Acrobat X Standard（FI-S1500-A）、Acrobat 9 Pro（FI-S1500M-A）
- 旧製品：Adobe Acrobat 9 Standard（FI-S1500）、Acrobat 8 Pro（FI-S1500M）
シリーズ最速のスキャン機能：両面・片面 20枚/分
自動給紙方式（ADF）、両面同時読み取り機能搭載
重なり検出機能、原稿の長さ検出機能搭載
原稿搭載枚数：最大50枚
A3キャリアシートを利用しA3サイズの読み取りも可能
本体サイズ：幅292×奥行き159×高さ158mm、約3kg

ACアダプター、USBバスパワーの両方に対応するシリーズ唯一のモデル。PFUダイレクトでの販売価格は27,800円。
現行モデル「FI-S1300A」は、従来モデル「FI-S1300」と比較して、本体サイズや重量はそのままに、スキャン速度が1.5倍に高速化されています。2012年5月発売。
読み取り速度（ACアダプター接続時）：両面・片面 6枚/分（自動解像度モード時）、12枚/分（ノーマルモード時）
自動給紙方式（ADF）、両面同時読み取り機能搭載
原稿の長さ検出機能搭載
原稿搭載枚数：最大10枚
本体サイズ：幅284×奥行き99×高さ77mm、約1.4kg