Appleは、iOS12で搭載予定だった主だった新機能や改善を来年以降に持ち越し、パフォーマンスや信頼性に重点をおくアップデートに専念することを決定したという報道がありましたが、同様の決断が今年のmacOSアップデートでも行われたことをBloombergは報じています。
Appleは今月同社のソフトウェアエンジニアリンググループにこの変更について説明しました。この変更はmacOSの年次アップデートに影響を及ぼしますが、Apple WatchやApple TVのソフトウェアアップデート計画には影響しないと説明したそうです。
記事では、iOS12の計画変更についても触れています。
iOS11では、AR機能、ファイル管理機能、ビジネス向けのiPad機能の強化などが行われました。
iOS12では、再設計されたホーム画面アプリのグリッド、ARゲームのマルチプレイモード、iPhoneとMacの両方で動作するサードパーティ製アプリのユニバーサル化、などにAppleは取り組んでいたと匿名情報筋は言及しました。ユニバーサルアプリのようなメインとなる新機能はまだ年内に導入される予定だが、ホーム画面の刷新、新しいアルゴリズムを採用した写真分類機能を含む写真アプリなどの変更は2019年のアップデート(おそらくはiOS13と呼ばれるでしょう)まで延期されると匿名筋は話しました。
昨年から今年にかけて、macOSには多くの脆弱性やバグが見つかっていました。パスワードを入力せずにアクセスできるなどお粗末なものが目立ったのも印象的です。
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iOSやmacOSの進化が停滞するのではないかという懸念も当然出てくるでしょうが、Mac Rumorsのよれば、Appleは2015年のiOS9やここ数年のmacOSアップデートでも同様の戦略をとったことがありました。
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