「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」はチタン筐体採用で耐久性向上し約10％軽量化、3nm A17によりバッテリー駆動時間も延長へ：Gurman氏

「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」に採用される新しいチタン製筐体は、耐久性が向上し、重量が約10％軽量になり、指紋を目立たせない効果のあるつや消し仕上げになることをBloombergのMark Gurman氏が報告しています。

2つのProモデルに採用される新しい筐体は、筐体側面とガラスの前面と背面が接するエッジがより滑らかで丸みを帯びたようなデザインとなり、ディスプレイはベゼルが約3分の1に縮小することで、はっきり目で見えるほど画面が大きく見えるそうです。

Proモデルに搭載されるA17 Bionicは、初の3nm製造プロセスによってパフォーマンスが向上することに加えて、バッテリー駆動時間が延びることも特長の1つになるようです。現行のiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxのバッテリー駆動時間はそれぞれ約23時間と29時間ですが、それよりも長時間使えるようになることが期待されます。また、Proモデルはより多くのメモリを搭載し、近年のiPhone Proモデルで提供されてきた6GBから8GBに増加する見込みです。

ミュートスイッチに代わる新しい「アクションボタン」は、サイレントモードにする、集中モードをオンにする、懐中電灯を開く、カメラを起動する、音声録音を開始する、Siriショートカットを開く、拡大鏡を開く、アクセシビリティ設定を開く、といった機能を実行するようカスタマイズできるようになります。

iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxの望遠カメラと超広角カメラは、前モデルよりもメガピクセル数が増え、初めて1200万画素を超えます。Gurman氏はまた、iPhone 15 Pro Maxは「Pro Max」の名称を維持し、以前の噂にあったような「Ultra」モデルにはならないと明言しました。

iPhone 15の全モデルには、全く新しい「U2」ウルトラワイドバンド（UWB）チップを搭載し、2019年にiPhone 11 Proに搭載された「U1」チップ以来のアップデートとなります。新しいチップは位置情報機能を向上させ、「探す」アプリで人やデバイスをより正確に追跡できるようになります。
このU2チップはAppleの主要製品の次期バージョンすべてに搭載されることは間違いなさそうです。iPhone 15の全モデルに搭載されるその他の改良点としては、ワイヤレス充電の高速化と修理可能な設計が挙げられています。

Source: Bloomberg via MacRumors

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