「iPhone 15 Pro」搭載のA17チップの仕様が判明　周波数やGPUコア数アップ、メモリはA16と同じ6GB：リーカー報告

Appleが「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」に搭載するA17チップのスペックがリークされています。
リーカーUnknownz21 (@URedditor)によると、6コアCPUと6コアGPUが搭載されており、現行のA16チップは6コアCPUと5コアGPUと比べて、GPUコアが増加していることになります。

A17チップの最大周波数は3.70GHzとなり、A16チップの3.46GHzからアップしています。さらに、今回の情報によると、iPhone 15 ProにはiPhone 14 Proと同じ6GBのメモリ（詳しくはLPDDR5 DRAM）が搭載されます。以前の噂では、iPhone 15 ProとPro Maxには8GBのメモリが搭載されると言われていたが、Unknownz21は8GBは可能性は低いとしながらも、まったくないとは言えないとしています。

新しい3nmプロセスで作られたA17チップは、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxに高速化と効率の改善をもたらすと予想されています。4nmプロセスで製造されたA16と比較すると、CPU速度の高速化とともにGPU性能も向上し、おそらくバッテリー駆動時間も改善されるでしょう。パフォーマンスは10～15％ほど向上し、消費電力は最大30％減少する可能性があります。

Apple A17 - t8130 - Coll

6 CPU Cores + 6 GPU Cores
3.70 GHz
6GB LPDDR5 DRAM - Micron/Samsung
TSMC 3nm Process

LPDDR = Low Power Double Data Rate SDRAM

The A17 is used by both the D83 and D84, also likely planned for D47 and D48 (16 series), as the D9x will use t8140 (A18).
— Unknownz21 🌈 (@URedditor) August 9, 2023

3nmテクノロジーがまだ新しいため、A17チップは製造コストが高く、今年はiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxだけに搭載されることになるとみられています。iPhone 15の標準モデルには、現在iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxに限定されていたA16チップが採用されると予想されています。

Appleは9月に新型iPhoneを発表すると予想されており、現在のところ、iPhoneの発表イベントは現地時間9月12日（火）に開催される見込みです。日本時間は翌日13日になるはずです。

via MacRumors

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