Apple、画面下Face IDとTouch IDの開発を進めており最初の全画面iPhoneで実現する可能性も

Appleは、Face IDをディスプレイ下に移動させ、Touch IDを復活させるという2つの大きなプロジェクトを進めていることを9to5MacやMacRumorsが伝えています。

Appleは少なくとも2013年以降、ディスプレイの下に設置するように設計されたTouch IDシステムの開発に取り組んできており、この数年間でいくつかの特許も取得、画面下の指紋認証技術の研究を強化しています。
Appleは今週、短波赤外線技術と光学イメージシステムを組み合わせた画面下Touch IDに関する特許を取得。この特許では、ユーザーがディスプレイに触れたときに指紋を読み取るだけでなく、静脈パターン、血中酸素濃度、脈拍、手袋の有無や指が濡れているかなどを判断することができます。
リーカーyeux1122は、Appleは最近、画面下内蔵型Touch IDの開発にいくつかの成果をあげたことを報告。Appleが画面下Face IDの実現から2～3年後には画面下Touch IDをデビューさせるという業界関係者の予想を伝えています。

ディスプレイアナリストRoss Young氏によると、AppleがFace IDをiPhoneのディスプレイ下に移動させるのは、早くても2025年になりそうです。
Young氏はこれまで2024年なると予想していましたが、「センサーの問題」により早くとも2025年に延期されたことを新たに報告していました。
つまり、再来年の「iPhone 17 Pro」がFace IDをディスプレイの下に隠した最初のモデルになる可能性がありますが、完全に隠れることはなく、フロントカメラのためにの穴がディスプレイに残るとみられています。
Young氏は以前、iPhoneは早ければ2026年にFace IDとフロントカメラの両方がディスプレイ下に移動したオールスクリーンデザインを採用する可能性があると主張していました。

Source: 9to5Mac, MacRumors 1, MacRumors 2

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