年内発売が予想される新型Apple TV、期待される4つの改良点

Appleが発売に向けて準備を進めている新型「Apple TV」について。
これまでの報道に基づく、期待される4つの改良点についてMacRumorsが伝えています。

より高速なチップ
メモリの増量
新バージョンのSiri Remote
低価格化

より高速なチップ

新しいApple TVはiPhone 12やiPad Air第4世代にも搭載されているA14 Bionicチップを搭載するとBloombergのMark Gurman氏は述べています。これにより、A12 Bionicチップを搭載した現行Apple TV 4Kと比較して、アプリやゲームのパフォーマンスがより高速になると予想されています。

メモリの増量

Gurman氏によると、次期Apple TVは搭載メモリについても、現行のApple TV 4Kの3GBから4GBに増量されます。メモリの増強はパフォーマンスとレスポンスの高速化に貢献すると予想されます。

新バージョンのSiri Remote

iOS 16のベータ版には、Apple TV用Siri Remoteの新しい未公開バージョンへの言及が発見されていました。新しいリモコンがどのような新機能を持つかは不明ですが、「探す」をサポートするためのU1チップの統合も期待されています。

低価格化

AppleアナリストMing-Chi Kuo氏によると、新しいApple TVはコスト構造が改善され、低価格になる可能性があります。現行のApple TV 4Kはストレージ32GBで179ドル（25,800円）から、旧型のApple TV HDは149ドル（21,800円）で販売されています。他方、ChromecastやRokuなどの他社製ストリーミングスティックは25ドルから50ドルという低価格で販売されています。

現行Apple TV 4Kは2021年4月に発表され、その1カ月後に発売されました。Apple TVが連続してハードウェアのモデルチェンジが施されるのは珍しいため、2022年よりも2023年の発売の方が可能性が高いかもしれません。ただ、Kuo氏とGurman氏はともに信頼できる情報源であり、新モデルはマイナーアップデートとなることが示唆されています。

Gurman氏は今年10月のイベント開催の可能性は低いとしており、年内に発売される場合はプレスリリースで発表される可能性が高いと思われます。

Source: MacRumors

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