Apple、iPadOS 16.1の最初のベータ版をリリース　iPadOS16のリリース延期を認める

Bloombergの報道により、Appleが「ステージマネージャ」の体験に満足していないため、iPadOS 16のリリースを10月まで延期することを検討していることが明らかになっていました（関連記事）が、Appleは本日、iPadOS 16のリリースが延期されることを認め、開発者は最初のiPadOS 16.1ベータ版をインストールできるようになりました。

Apple Developerでは、現時点「iPadOS 16.0 beta 7（20B5027f）」となっていますが、インストールしてみるとバージョン情報は「iPadOS 16.1（20B5027f）」と表示されます。ちなみにiOS 16.0 beta 7のビルド番号は20A5356aです。

Appleは、バグなどの品質問題のためにiPadOS 16のリリースを延期するなどという直接的な言及は避けていますが、その代わり、今年は「iPadOSにとって大きな年」であり、今後は「独自のスケジュール」で提供することにになると主張しています。

TechCrunchにAppleが寄せたコメントによると、「今年はiPadOSにとって特に大きな年です。iPadのために特別に設計された機能を持つ独自のプラットフォームとして、私たちはiPadOSを独自のスケジュールで提供する柔軟性を持っています。この秋、iPadOSはiOSの後に、バージョン16.1として無償のソフトウェア・アップデートで出荷される予定」としています。

Appleは、iPadOS 16の重要な新機能の1つで、iPadで初めてフローティングウィンドウで複数のアプリケーションを実行できるようにするステージマネージャの調整に、特別な時間をかけると思われます。この機能は、M1 チップを搭載したiPad を必要としたことから、ユーザーに混乱を招き、不安定であると広く批判されていました。

TechCrunchによると、iPadOS 16.1では、ステージマネージャの新機能が導入されています。

最近の噂によると、Appleは10月にiPadの新モデルを発表する計画も持っており、それまでiPadOS 16のリリースを控える方が合理的です。
iPadユーザーには、iPadOS 16が「バージョン16.1として」今秋リリースされることになります。一方、iPhoneユーザーには、iOS16.0が数週間以内にリリースされる予定です。

via 9to5Mac, MacRumors

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