3月8日イベント発表のiPhone SE3 (第3世代)、品薄で入手困難になる可能性　iPad Air5や新型Mac miniは在庫潤沢か

Appleは現地時間3月8日に新製品発表イベントを開催するという情報が出ていますが、このイベントは当初、4月の第2週か第3週に開催される予定だったことをiDropNewsは伝えています。
それによると、社内上層部による会議の結果、できるだけ早く開催する必要があると最終的に判断され、3月になったそうです。
イベントはコロナ禍のためバーチャルで実施され、発表日の1週間前となる3月1日にメディア関係者に招待状が送付されると予想されています。

f:id:kobonemi:20211026094407j:plain — iPhone SE (第2世代)

イベント開催日を早めたことで、新モデルが入手困難になるという新たな問題が生じているとiDropNewsは指摘しています。
イベントでは5G搭載のiPhone SE3 (第3世代) が発表されると予想されていますが、その生産が間に合っていないそうです。そのため、例年よりも在庫が少なくなることが予想されます。
新モデルを購入したい方は、予約開始後すぐに注文する必要があります。そのタイミングを逃すと、届くまで3〜4週間ほど待つことになるかもしれません。

一方、同時に発表されると予想されている、iPad Air (第5世代) については、早めに注文しておけば、そのような心配はないとされています。iDropNewsは在庫は十分にあると聞いているそうで、大幅な品薄も予想されていません。

f:id:kobonemi:20200916042032j:plain — iPad Air (第4世代)

iDropNewsによると、今回のイベントではデザイン変更されたMac miniも発表される可能性が高いです。Appleは2021年12月に生産を増強しており、iPad Airと同様に、出荷時期に問題はないと考えられています。

DigiTimesの先日の報道によると、現在、M2版MacBook Proが生産されているそうです。新しいデザインやノッチはもちろん、ProMotionやミニLEDディスプレイも搭載せず、既存の13.3インチMacBook Proのアップデート版となるようです。ただし、iDropNewsはこの新モデルが3月8日のイベントで発売されるという確証を得ておらず、生産されていることも知らないようです。

iDropNewsとコネクションのある、Apple社内の情報提供者はいずれも今回のイベント開催日の変更についてその理由も説明も受けなかったと述べており、どうやら上層部の決定だったことがうかがえます。
待ち時間が長いほど、特定の製品がより魅力的になり、その結果、より売れることが実証されているとiDropNewsは指摘し、たとえ在庫が減少し、顧客が製品を手にするまでに長い時間待たされる可能性があるという犠牲を払ってでも、3月という定期的な発表にこだわった方が良いということをApple上層部が判断したのだと考えられています。

Bloombergの先日の報道から、Appleは現地時間3月8日（火）またはその近くに、新しい低価格のiPhoneと最新のiPadを発表することを目標としていることが判明しています。太平洋時間8日午前10時に開催されるとして日本時間では翌日3月9日午前3時になります。

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