M1 MacBook AirとM1 MacBook Proの両方で、普通に使用しているにも関わらず、ディスプレイに亀裂が入ってしまったという報告が複数出ていることを9to5Macが伝えています。
Appleが無償で修理・交換したケースもあるが、そうではないこともあり、本当にケース・バイ・ケースのようです。
9to5Macの読者の1人の場合、M1 MacBook Proを2021年3月に購入。ある日の朝、MacBook Proを開いてみるとスクリーンにヒビが入っているのを発見。Appleに連絡したところ、修理のために570ポンドの前払いを余儀なくされたそうです。実際にユーザーが壊したかどうか、修理費用の負担についてはAppleの技術者が判断するとのこと。
Apple CommunityやRedditから確認できる別のケースでは、あるユーザーは6ヶ月前にMacBook Air M1を購入し、特別な理由もなく画面が割れていたそうです。コンピュータを机の上に置いたままにしておき、次の日に開いてみると、画面の右側に2つの小さなヒビが入っていたそうです。Appleの正規代理店に問い合わせたところ、画面とキーボードの間に米粒ほどの大きさのものを置いたかのようなヒビであるため、Appleの保証は適用されないと言われたそうです。しかしながら、このユーザーはそんなものは置いて閉めなかったと主張しています。
また、4ヶ月前にM1のMacbook Airを購入し、ある時Netflixを見ていて、視野角を変えるために本体の端を持って画面を調整したところ、一部を除いて画面が真っ黒になってしまったケースも紹介されています。
こうした複数の報告に、2つの可能性がありそうだと9to5Macは指摘しています。
1つ目は、何らかのゴミが付着したままノートパソコンを閉じた場合。MacBookに限らずどんなノートパソコンでも起きうるリスクですが、今回の場合はもっと小さな、気づかないような小さなもので発生している可能性があります。
2つ目は、閉じたり、開いたり、持ち運んだりしたときに画面が曲がる・たわむことです。あるユーザーは、フレームの強度があまりに低く、閉じたときに生じるねじれの圧力からディスプレイを適切に保護できないのではないかと推測しています。
Source：9to5Mac
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