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Microsoft Store版「iCloud for Windows」配信開始:OneDriveファイルオンデマンド機能と同等技術を実装

AppleとMicrosoftは、全く新しくなったという「iCloud for Windows」アプリをMicrosoft Storeで配信開始したことを発表しました。

本日より日本を含む世界中のMicrosoft Storeからダウンロードできます。

なお、AppleからダウンロードできるiCloud for WindowsはWindows7以降で利用できますが、今回リリースされたストア版はWindows10以降(「Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)」以降)で利用可能となります。


新しいiCloud for Windowsは、OneDriveのファイルオンデマンド機能と同じWindowsテクノロジーによってWindows10ユーザーに新たなiCloud Driveエクスペリエンスを導入しています。
これにより、ユーザーはモバイルデバイスでオフラインの生産性を高め、iOSでファイルをすばやく共有できます。

OneDriveのファイルオンデマンドは、ファイルをオンラインのみにすることでデバイス上の容量を節約可能であり、共有されているかどうかなどファイルに関する重要な情報を表示できたり、デバイスで常にローカルで利用できるようにファイルとフォルダーを設定したり、必要なアプリケーションがインストールされていない場合でも300 種類を超えるさまざまなファイルのサムネイルを表示可能であったりという特長があります。



iCloud for Windows



Windows 10 PCでiCloud for WindowsアプリとiCloud Driveを使用することで次のようなメリットがあります。

  • PCのローカルストレージを消費することなく、ファイルエクスプローラーからiCloud Driveファイルに直接アクセス可能に
  • PCに保存したいファイルやフォルダを選択可能に
  • すべてのファイルをiCloudドライブに安全に保存し、iOSデバイス、Mac、iCloud.comからアクセス可能に
  • ファイルエクスプローラーから任意のファイルを共有し、他のユーザーと簡単に共同作業可能に。編集内容はデバイス間で同期される




また、Appleは、iCloud for Windowsのサポートページを更新し、「iCloud for Windows 10」に関する新たな記述を追加しています。

「iCloud for Windows 10」によって、iCloud Driveを使用して共有ファイルを起動したり、ファイルを最適化したりすることできます。ファイルやフォルダをローカルに固定してiCloudで最適化させないようにしたり、共有フォトストリームにアクセスしたり、改善されたiCloudフォトライブラリのサポートを得ることができます。

改善されたiCloud Drive機能のほかにも、従来同様に、iCloudフォトへのアクセス、メール、連絡先、カレンダー、タスクの同期、ブックマークの同期などが可能です。

Source:Windows Experience Blog, 窓の杜