「iOS 9」は9月16日リリースですが、Mac Rumorsの予想では米国・太平洋夏時間で16日午前10時になりそうです。
日本時間では17日午前2時です。
多少のずれはあるかもしれませんが、Appleは毎回この時間帯を好む傾向があります。
追記1:17日午前2時に配信開始されました。
新機能など詳細は新しい記事をご覧ください。
iOS 9 and watchOS 2 coming Wednesday. We expect it around 10am/1pm Pacific/Eastern. Details: http://t.co/x9mlugktQR http://t.co/z6nmeMm7LC
— MacRumors.com (@MacRumors) September 15, 2015
iOSのアップデート時に気を付けたいことは、事前のバックアップはもちろんですが、特に格安SIMことMVNOユーザーは要注意です。
アップデート後、キャリア設定も同時に更新され、データ通信ができなくなる場合があります。
まずは契約しているMVNOの動作確認を待って、情報を集めてからアップデートした方が無難です。
たとえば、NTTコミュニケーションズ「OCN モバイル ONE」は9月中の動作確認予定とアナウンスしています。
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最も動作確認公開の早いであろう、IIJmioの場合、同社のアプリ「みおぽん」でCellular版APN構成プロファイルを使うとよさそうです。
iOS9の弊社の動作確認結果は、明日の公開後に発表します。それまで情報公開に制約があるのですが、万が一、弊社の動作確認前にアップデートを行いたい方は、最新の「みおぽん」をインストールしておくことがお勧めです。Cellular版のAPN構成プロファイルを(…おっと誰かきたようだ)。
— IIJmio (@iijmio) September 16, 2015
Cellular版というのは、「Cellular Payload」のことで、以前からあった「APN Payload」とは異なります。
「Cellular Payload」の構成プロファイルは、ビッグローブ、NTTコミュニケーションズ、DMM.comなども提供を始めています。
ITmedia Mobileによれば、iOS9の場合、従来の「APN Payload」版構成プロファイルでは通信できなくなるようなので注意が必要です。
また、海外版のiPhoneを国内で使っている場合も注意です。
たとえば、国内版SIMフリーが出る前に購入した海外版SIMフリーiPhoneやiPadなどです。国内版SIMフリーはiPhone6から発売されましたが、それ以前のiPhone 5sや5などが該当するかと思います。
それらモデルでアップデート後通信ができなくなったケースも過去にありましたので、やはり情報を集めてからアップデートした方がいいと思います。
追記2:IIJmioはiOS9の動作確認の結果、APN Payload版構成プロファイルでは通信できないことを明らかにしました。Cellular Payload版が必須です。詳しくは別記事をご覧ください。