iPad Proと比べると地味なデビューとなったiPad mini 4。
実は設計自体が新しくなっているようなのです。
iPad mini3との違いを列記すると、
- 薄型化と軽量化
- プロセッサのアップグレード
- カメラのアップグレード
- LTEバンドの追加
- 802.11ac Wi-Fiの追加
- Bluetoothのバージョンアップ
- iOS 9のSplit ViewがiPad miniシリーズで唯一対応
などが挙げられます。
具体的には、
- プロセッサ:A7+M7 → iPhone6などと同じA8+M8
- カメラ:5メガピクセル → iPhoneなどと同じ8メガピクセル、背面・前面にバーストモードも新たに追加
- Wi-Fi:11a/b/g/n → 11a/b/g/n/ac
- LTE:バンド 1/2/3/4/5/7/8/13/17/18/19/20/25/26に加えて、28/29/38/39/40/41を追加
- サイズ:200 x 134.7 x 7.5 mm → 203.2 x 134.8 x 6.1 mm
- 重量(Wi-Fi / Cellular):331 g / 341 g → 298.8 g / 304 g
というスペックです。
また、iOS9のiPad向け機能として、
- ピクチャ・イン・ピクチャ/Slide Over:iPad Pro、iPad Air以降、iPad mini 2以降
- Split View:iPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 4
Split Viewは、2つのアプリケーションを同時に開いておくことができます。これが使えるだけでもiPadの作業効率はかなり高まるでしょう。
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Apple Storeでの価格は同じですが、AppleはすでにiPad mini3の販売を終了しています。
iPad mini 4 Wi-Fiモデル
- 16GB 42,800円(税別)
- 64GB 53,800円(税別)
- 128GB 64,800円(税別)
iPad mini 4 Wi-Fi + Cellularモデル
- 16GB 56,800円(税別)
- 64GB 67,800円(税別)
- 128G B78,800円(税別)
本体寸法としては縦に3mmほど大きくなったものの、厚さは1.4mm薄くなっています。重量もWi-FIモデルで約30g軽くなり約10%の軽量化です。これだけ本体の大きさが異なっているので筐体設計を刷新したのでしょう。一方、iPad mini3の基本設計はiPad mini2と同じであり、発売当時の時点であまり目新しくありませんでした。
カメラもiPhone6やiPad Air2クラスの8メガピクセルに進化しています。
案外、iPad mini4は良い選択となるかも、です。