Apple Watchの心臓部S1チップをABI Researchは分解し、その内部を明らかにしています。
S1には、Elpida 512MB RAM、SanDiskおよび東芝 8GB フラッシュストレージを内蔵しています。
メモリー容量からいえば、Apple WatchはiPhone 4/4s、iPod touch第5世代、iPad miniなどと同じです。
メインプロセッサにはApple製を示す「APL 0778」という型番が刻印されています。
「APL 0778」は他のApple製Aチップと同様にARMベースのカスタムチップとなるでしょう。
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このプロセッサがどのくらい小さいのか、9to5Macは超小型の「ARM Cortex M0」をゴルフボールと比較した写真を紹介しているJoe Walnes氏のツイートを掲載しています。
Tiny ARM processor:
Yes, that's a golf ball and 20 pin ARM Cortex M0, 1.6x2.0mm, $0.75
No chance of hand soldering. pic.twitter.com/bAQdaI4LYX
— Joe Walnes (@joewalnes) April 30, 2015
チップの大きさはわずか1.6mm×2.0mmとのこと。
一緒に撮影されているゴルフボールのドットパターンと比べると、このプロセッサが以下に小さいが分かると思います。
その他、Apple Watchには、Wi-Fi、Bluetooth、NFCといった一通りのワイヤレス通信システム、ワイヤレス充電システム、タッチコントローラなどを備えていることも確認できます。