Microsoftは、「Surface Pro 3」において、ユーザーが気になる情報の数々を明らかにしました。
それら情報は、5月27日（現地時間）に行われたReddit Ask Me Anything（AMA）において明かされました。ZDNetのMary Jo Foley氏がコンパクトにまとめており、非常に参考になるかと思います。
Surface Pro3のCPUとバッテリーについて
Surface Pro3は、Core i7、Core i5、Core i3の3つのCPUを登載した合計5のモデルがあります。
Surface Pro 3のラインナップ：発売日は米Microsoft Store
- Core i3-4020Y／4GB RAM／64GB ストレージ：799ドル 8月31日発売
- Core i5-4300U／4GB RAM／128GB ストレージ：999ドル 6月20日発売
- Core i5-4300U／8GB RAM／256GB ストレージ：1299ドル 6月20日発売
- Core i7-4650U／8GB RAM／256GB ストレージ：1549ドル 8月31日発売
- Core i7-4650U／8GB RAM／512GB ストレージ：1949ドル 8月31日発売
発表イベントにおいて、MicrosoftはCPUの異なるモデルのずべてが9時間のバッテリー駆動時間を持つと説明しました。そのことは今回のReddit AMAでも再度確認されており、そこでもMicrosoftはおおざっぱに3つのCPUで同じバッテリー寿命だとしました。
パフォーマンスについては、Core i7モデルのベンチマークはCore i5モデルと比べておよそ15〜20％の上回っていると説明しました。
Surface Pro3はConnected StandbyをサポートするとMicrosoftは繰り返し説明しました。Connected Standbyはわずか0.5秒で復帰します。ただし、4時間以上デバイスを操作しない場合、ハイバネートに入り、その後、ディープスリープとなることでバッテリー消費を節約します。その際、復帰するにはより多くの時間がかかります。これはSurface Pro2と類似しています。
Surface Pro3のバッテリーは、4.5年間以上毎日充電（1週間に5日間として）しても80％の容量を保持します。また、Surface Pro3のバッテリーが0％の状態から80％までの充電時間は2時間、100％の満充電に4時間かかります。
Surfaceはバッテリーをユーザー自身で交換できません。MicrosoftのSurfaceチームは、保証期間内にSurface Pro3のバッテリーが故障した場合バッテリーを交換すると説明しました。しかし、保証期間を過ぎた場合、バッテリー交換には約200ドルかかります。
Surface Pro3のCellularモデルについて
MicrosoftはSurface Proシリーズに3G/LTE搭載モデルがないのか質問され、Microsoftはその製品ロードマップに3G/LTEサポートモデルの予定がないことを公式に認めました。その理由として、デバイスにはUSBポートがあり、スマートフォンを接続したり、Wi-Fiテザリングできるからだと説明しました。また、Surface Proシリーズのバッテリーについても考慮したと付け加えました。
その他、ディスプレイ、Surface Pen、次世代Windowsのサポートなどについて
Core i7、Core i5モデルは2つの2560×1440ドットのディスプレイを駆動できます。一方、Core i3モデルは1つの2560×1440ドットスクリーンあるいは2つのHDサイズスクリーンを利用できます。
Surface Penの上部ボタンを押すとWindowsストア版OneNoteが起動します。Microsoftは現在デスクトップ版OneNoteも起動できるように取り組んでいます。
Surface Pro3の電源コネクターについて、Thunderbolt（あるいはその競合規格）のサポートがほのめかされました。
Surface Pro3は次期Windows（Windows9 Thresholdとして知られる）にアップグレード対応することが確認されました。
Surface Pro3は日本では6月2日に発売日や価格が発表されます。
新型Surface Pro3日本国内発表イベントが6月2日開催決定
Surface Pro3、米Microsoft Storeで6月6日から実機展示
海外イラストレーターによる「Surface Pro 3」レビュー
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