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レモンに脂肪肝を抑える効果 メタボ予防にも 成分は熱にも強くさまざまな料理で

レモンに含まれる「エリオシトリン」に脂肪肝を抑える効果があることを三重大学研究チームが発見しました。
メタボリックシンドローム(メタボ)予防などにも期待されています。

研究報告は、英国の科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されています。
以下、レポートのリンク。

Eriocitrin ameliorates diet-induced hepatic steatosis with activation of mitochondrial biogenesis : Scientific Reports : Nature Publishing Group

「エリオシトリン」は、レモンの果汁や皮に含まれるポリフェノール成分とのこと。レモンに多く、ライムにも含まれるとのこと。ミカンにはほとんどないようで同じ柑橘類でも異なるようです。
地中海沿岸のギリシャ、イタリア、スペインなどの住民が他の西欧地域と比べて循環器疾患(心筋梗塞や脳卒中など)やメタボリック症候群の疾患が少ないことから、地中海料理に好んで使われるレモンに注目して研究を行ったとのこと。
「エリオシトリン」は人の肝細胞を培養して行った実験でも脂肪蓄積が抑える効果があったと報告されています。
また、「エリオシトリン」は熱にも強い性質とのこと。生で摂取するだけでなく、熱を加えた料理やデザートなどでも効果があると思われます。
参考:朝日新聞 日本経済新聞
レモンを使った地中海料理といってもなかなか思いつかないのですが、salahiさんのブログ「ギリシャのごはん」ではレモンを使った料理やレシピが数多く紹介されており、とても参考になります。たとえば、オレガノ&レモンチキン牛肉のレモンソース煮など、日本でも揃う食材から作れる料理から始めても良さそうです。
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