USBメモリー/スティック型のマウスコンピューター「m-Stick MS-NH1」。
海外では同型の製品がすでに登場していたが、日本でも正規に販売されることになりました。
CPU、メモリー、ストレージなど基本スペックは2~3万円台のWindowsタブレットと同等です。
要は、液晶ディスプレイのないWindowsタブレットであり性能もたいして変わらないでしょう。
価格は、0円WindowsことWindows 8.1 with Bing 32ビット版をインストールしているので2万円でお釣りがきます。あとはディスプレイのほかにキーボードとマウスさえあれば、特に必要なものはありません。
しかも、後述するタッチ対応モバイル液晶を用意すれば入力機器さえも必要ないかもしれません。
この「m-Stick MS-NH1」を購入しどんな使い方ができるのか考えてみました。
モバイルディスプレイで外出先でも大画面
8型Windowsタブレットを使っていて不満なのが液晶画面の小さいことです。
だからといって15インチクラスのノートPCを持ち歩く気にもなりません。
そこで、この「m-Stick MS-NH1」を使えば、外出先でも大きな画面でWindowsを利用できるようになります。
「m-Stick MS-NH1」自体の重量はわずか約44g。iPhoneなどスマートフォンの半分以下です。
モバイル液晶ディスプレイといえば、On-LAPシリーズが有名です。
iPadとほぼ同じ10.1型もあります。
「On-Lap 1002」は10.1インチIPS採用、USBバスパワー対応でHDMIとVGA接続可能。10点マルチタッチで1,280×800ドットに対応します。本体サイズは277 x 195 x 10.2 mm、約505g。「m-Stick MS-NH1」と合わせて550gです。iPad Airよりも100g程度重くなりますがそれでも十分でしょう。しかも、タッチ対応なので操作にキーボードも不要。
その他、USB接続タイプはASUSやLenovoからも出ています。
その他、Amazonでモバイル液晶モニターを検索するとさまざまな製品が見つかります。
問題はUSB接続のディスプレイで問題なく利用できるかです。
HDMI接続対応であれば、ディスプレイ側と、「m-Stick MS-NH1」とをそれぞれモバイルバッテリーで給電すれば使えなくはなさそうです。「m-Stick MS-NH1」は5V/2A出力でモバイルバッテリーでも駆動できます(メーカー保証対象外だが)。
「m-Stick MS-NH1」は、1,920×1,080や1,920×1,200のディスプレイ出力をサポートします。
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以上、「m-Stick MS-NH1」とモバイル液晶モニターを一緒に使うことを検討してみました。
タッチ操作対応でHDMIとUSBバスパワーに対応する製品を選べば、「m-Stick MS-NH1」とモバイルモニターとモバイルバッテリーだけで外出先でも使うことができそうです。
あとは実際の動作検証ですね。
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