新型Mac Pro（Late 2013）の驚くべきパフォーマンスについて、海外サイトが続々とレビューを公開しています。
新型Mac Pro（Late 2013）：fcp.co
Mac Rumorsは次の2つのレビューから特に印象的な箇所を引用しながら新型Mac Proのパフォーマンスを紹介しています。
fcp.coが使用したMac Proは、8コアXeon（3.0GHz 25MB）、64GB RAM、1TB PCIeフラッシュストレージ、デュアルAMD FirePro D700 GPUという構成です。
フラッシュストレージは「Blackmagic Disk Speed Test」において、読み込み880MB/s、書き込み985.5MB/sという速度を計測しました。Macworldの使用したモデル（同じく8コアベース）ではそれぞれ952.8MB/s、920.5MB/sでした。
fcp.coによれば、Final Cut Pro 10.1を使い、4Kビデオにおける複数の色補正、エフェクト、変換作業などをリアルタイムで行うことができました。新しいMac Proは16もの4kビデオを同時再生ができます。
非常に大きなファイルサイズかつフレームサイズでありながら、編集作業は非常にスムーズであったとfcp.coは書いています。実際動かしてみて、新Mac Proで4Kビデオを編集するのは、まるで現行のMacBook ProでHDビデオを編集するように軽快だと評価しています。
さらに、新型Mac Proの極限を見極めようとリアルタイム処理を試してみたところ、ガウスぼかしでも膨大なピクセル処理にも関わらずフレームがドロップせずに行うことができたようです。そして、複数の色補正、エフェクト、変換処理でも再生をし続けることができたとしています。実際、レビュー内で紹介されているビデオのように、RED RAW 4Kクリップを4Kプロジェクトにし複数のビデオエフェクトをかけたりもしています。
4kビデオをストレスなく処理できることで、新型Mac ProとFinal Cut Pro 10.1の組み合わせは、プロレベルのビデオ編集作業において十分に実用に耐えると評価されています。
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