止まらない顧客流出の打開策として、ドコモがiPhoneを導入する可能性を各メディアが報じています。先日の産経新聞（関連記事）に続き、日本経済新聞もほぼ同じ視点の記事を報じています。
写真はiPhone5
その背景には、ドコモがMNPによる顧客流出を止められないのに対し、ソフトバンクおよびauが転入超過を続けていることがあります。その牽引役としてiPhoneの存在が挙げられています。auとソフトバンクがiPhoneを取り扱っているのに対しドコモがiPhoneを持っていないことが3社の明暗を分けたという見かたです。ドコモは人気の高いモデルに新製品を絞ることでラインナップの質の向上を図るとされています。そして、それと同時にiPhone販売も検討しているといいますが、まだ、メディアも決定的な情報を入手していないようです。
2013年3月末の3社の契約数の割合は、ドコモが47％、auが29％、ソフトバンクが25％。MNP導入前（2006年3月）と比べてドコモはマイナス11％、auがプラス3％、ソフトバンクがプラス8％となっています。iPhoneはソフトバンクが2008年7月より、auが2011年10月より導入しています。
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