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Seagate ST4000DM000が新発売:1TBプラッタ4TB内蔵ハードディスク

Seagate Desktop HDD.15「ST4000DM000」は、3.5インチデスクトップ向けハードディスク旧Barracudaシリーズの4TBモデル。2013年2月発売。先に発売された128MBキャッシュ搭載の高耐久性エンタープライズモデル「ST4000NM0033」と比べて半値以下となっており、手頃な価格で大容量HDDを購入するのに最適なモデルです。
Seagate Desktop HDD
Seagate Desktop HDD.15(旧Barracuda)ST4000DM000:Seagate 製品情報
Seagate Desktop HDD.15 ST4000DM000は、インターフェースSATA6Gbps、64MBキャッシュを搭載し、デスクトップPC、オールインワンPC、ホームサーバ、NASなどにも最適なコンシューマ向けHDDシリーズ最大容量の4TBモデルです。無料提供されるソフトウェア「DiscWizard」を利用することでWindows XPを含むWindowsでUEFI BIOSを使用せずに3TBや4TBのHDDを利用できます。
「ST4000DM000」はスペックシートを見ると、ヘッド数8、ディスク枚数4とされており、1TBプラッタとなっています。読み取り時の平均シークタイム8.5ms、書き込み時9.5ms、読み取り/書き込み時の平均データ転送速度146Mb/s、最大データ転送速度(00読み取り)180MB/sといったスペックです。
ディスク回転数の記載はありませんが、各販売店の情報をみると5900回転とも7200回転とも書かれており一定していません。ちなみに7200回転の3TB「ST3000DM001」や2TBモデル「ST2000DM001」の平均データ転送速度が156Mb/秒、最大データ転送速度が210MB/秒です。4TB「ST4000DM000」はそれよりも速度は低いのでそれがディスク枚数の違いやディスク回転数の違いにより生じていると思われます。
また、消費電力をみると、4TB「ST4000DM000」は3TB「ST3000DM001」や2TBモデル「ST2000DM001」よりも低いです。「ST4000DM000」の起動電力は2W、標準動作時7.5W、アイドル時平均5Wとされ、3TB/2TBがそれぞれ2W、8W、5.8Wとなっています。スタンバイ/スリープモードでは3モデルとも0.75Wです。
シーゲートの4TBハードディスクとしては、128MBキャッシュを内蔵したSeagate Constellation ES.3シリーズ「ST4000NM0033」が2012年12月末に発売されています。
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