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iPhone5向け液晶パネルなどコンポーネント減産、iPhone5の販売が鈍化か:日本経済新聞

iPhone5の販売がその計画を下回り、iPhone5用コンポーネントを供給している日本メーカー各社が軒並み生産数を減らしていると日本経済新聞が伝えています。
iPhone5
写真は2012年9月に発売されたiPhone5
iPhone5向け液晶パネルはジャパンディスプレイ、シャープ、LGディスプレイが供給しています。AppleはiPhone用パネル発注を2013年1月〜3月期に当初の予定の半分程度に減少させることを各社に通告したといいます。ジャパンディスプレイは石川県内の2つの工場でiPhone5用パネルを生産しています。その工場の1つでは2012年10月〜12月にはフル稼働でしたが、発注数減少により一時的に7〜8割も減少する可能性があるとしています。また、シャープは同様に4割程度減少するとされています。2社ともApple向け以外の製品を生産するなどして減産分を補うよう動いているといいます。
その他、iPhone向け電子部品においても同様の影響が広まっています。日本国内ではセイコーエプソン、村田製作所、TDKなどがiPhone5用パーツを供給しています。ある電子部品メーカー幹部によれば、今年1月からiPhone5向け製品の受注が半減しているといいます。
iPhone5減産の情報は2012年12月ごろからすでに出回っており、Apple株の下落の要因の1つともいわれています。一方で、Appleの発注数調整は、当初はiPhoneの歩留まり問題で多めに取っていたがそれが改善されたためだという見方もあります。また、次期製品の準備のため、という見方もあります。iPhone5Sは6月にも発表されるのではないかという予想がすでに各所から出ています。
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