次期iPhone、iPhone5Sの試験製造が間もなく始まるとDigiTimesが伝えています。予想よりも早期にiPhone5Sがリリースされる可能性が出てきました。
写真は2012年9月にリリースされたiPhone5
この情報は工商時報（Commercial Times）（要ログイン）【追記：中時電子報に全文あり】が一面トップで伝えているもので、iPhone5の次期製品は、2012年12月にも最初の大量生産が開始されるといいます。生産台数は5万台〜10万台とされ試験的な生産とみられています。
iPhone5の製造において低い歩留まり（yield rates）に直面しているため、AppleはiPhone5Sのパーツやコンポーネントの生産を早めたと工商時報は伝えています。
iPhone5Sは2013年第1四半期に大量生産に入ることが予想されています。また、Appleは次期iPad“iPad5”を同時期にリリースするとも予測されていますが、その生産はiPhone5Sよりも後（第2四半期）になるだろうとしています。つまり、iPhone5Sが先に大量生産へ進み、iPad5はその後に続くということになります。また、最新のiPadのディスプレイ解像度は予想されるものよりも低くなるため、iPhone5Sの製造を優先するとも伝えています。iPad4のディスプレイは2048×1536ピクセルです。工商時報のいう予想がどの程度かわかりませんが、iPad5はiPad4と同じ解像度になるのかもしれません。
iPhone5Sの情報はこれがおそらく最初期のものと思われます。もし、今回の情報のようにiPhone5Sのリリース時期が早められるのであれば、今後、追加情報が各所から出始めるはずです。
追記：中時電子報のリンクを追加。AppleTVも同時期にリリースされるとしています。詳細は新しい記事をご覧ください。
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次期iPhone5Sの試験生産が間もなく開始、大量生産は2013年第1四半期か：DigiTimes
