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新型Macmini(Late2012)は2010年MacProに匹敵する性能:ベンチマーク、分解レポートや前モデルとの比較など

新型Mac mini(Late 2012)のベンチマークや分解レポートが続々と登場しています。
Mac mini Late 2012 & Mid 2011 Mac Mini Vault
写真左から、新型Mac mini(Late 2012)、Mac mini(Mid 2011)
Macminicoloは、新型Macmini(Late 2012)の3モデルを含む、歴代のMac miniのベンチマークを公開しています。
歴代Mac miniのベンチマーク:Macminicolo
歴代Mac miniのベンチマーク:Macminicolo
グラフの右側の3つが、Mac mini(Late 2012)のローエンド、ハイエンド、サーバーモデルです。その左隣にあるのが前モデル(Mid 2012)の計測結果です。ベンチマークはGeekbenchが使用されています。
新型Mac mini(Late 2012)のベンチマークは、2010年のMac Proデスクトップや最終版のXserveと同等であるといいます。特にハイエンドモデル(MD388J/A)やサーバーモデル(MD389J/A)の性能向上は大きく向上していることが確認できます。どちらもクアッドコアの第3世代Core i7プロセッサを搭載しています。ローエンド(MD387J/A)はデュアルコアですがやはり最新の第3世代Core i5を搭載しています。ローエンドモデル同士を比べるとわずかですが新モデルのパフォーマンスが向上でしています。
IvyBridge世代は前SandyBridge世代と比べて特にGPU性能がアップし消費電力が削減されています。ビデオカードを増設できないMac miniにとってはグラフィックス性能の向上は非常にありがたいものです。また、コンパクトな個体のMac miniにとって消費電力が少ないことも重要な利点です。
また、新モデルは新たにUSB3.0ポート4基を搭載しています。USB3.0は高速であり、Windowsで普及しているおかげで周辺機器も低価格です。その点だけでも新モデルを選択する理由の1つになり得ると思われます。
続いて、新型Mac mini(Late 2012)と前モデルとを分解し構成を比べた写真や解説をMac Mini Vaultが行っています。
なお、ここでも新型Mac mini(Late 2012)と旧モデル(Mid 2011)のベンチマーク(Geekbench)が計測されています。どちらもCore i5を搭載しているローエンドモデル同士のベンチです。結果、新モデルが7433、旧モデルが6583となっており、新モデルの性能が上がっていることがわかります。
新旧モデルを分解すると、内部のパーツにいくつか違いがあったとされています。冷却ファンのデザイン、ハードディスク(新モデルはHGST製)、Wi-Fiアンテナの接続部分などが目立った違いであったようです。
Mac mini Late 2012 tear Down Mac Mini Valut
Mac mini Late 2012 tear Down:Mac Mini Valut
分解された写真をみると新型Mac miniでも旧型と同様にメモリやHDDへのアクセスは可能なようです。新モデルのメモリーはDDR3 1600MHzタイプが搭載されています。Apple Storeオプションでは最大16GB(8GB×2)が用意されています。
今後、新型Mac mini(Late 2012)を使用し、Windows Server 2008、Windows Server 2012、CentOS 6、Debian 6、Ubuntu 12.04LTS、OS X 10.6などのOSによるテストを行い、旧モデルと比較を行うと予告されています。
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