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ソフトバンク、米携帯会社5位メトロPCSも買収へ:日本経済新聞

ソフトバンクが米3位のスプリントに続いて米国の携帯電話会社MetroPCS Communicationsの買収も検討していると日本経済新聞が報じています。買収総額は2兆円を超えるとされています。
これら買収により、ソフトバンクは6兆円という世界第3位の年間売上高が視野に入ります。世界の携帯電話会社で売上高第1位は中国移動、第2位がベライゾンです。ベライゾンは米国内においてAT&Tに次ぐ業界第2位の契約者数を持つます。
ソフトバンクはアメリカ第3位、第5位の顧客数を持つ携帯電話会社を買収することにより、合計1億件という契約者数になります。これは米国第2位のベライゾン(9400万件)を上回り、第1位のAT&T(1億500万件)に匹敵します。
なお、メトロPCSに対しては、契約者数米国第4位のT‑Mobile USAが経営統合に向けて協議を進めています。ソフトバンクはスプリントを通じT‑Mobile USAよりも良い条件を提示し対抗しているといいます。
こうした動きにより、スプリントの株価は上昇しています。株価が上昇すればスプリントの価値も上がり、買収金額も上昇します。スプリントの株価が大きく上昇した場合、ソフトバンクによる買収は困難になる可能性もあります。一方、買収により巨額の資金を使うソフトバンクの株価は低下しています。買収金額の負担や財務悪化を懸念し、ソフトバンクの株が売られているようです。株価の値動きは他の携帯電話会社にも波及しており、AT&T、ベライゾンの株価は、この報道後値下がりしています。
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