Microsoftが、Windows RTで利用可能なOffice 2013 RTのプレビュー版において、マクロなどOfficeにとっておなじみの機能を搭載しないようだとThe Vergeが伝えています。Windows RTとはARMベースのタブレット用に開発されたOSであり、Windows8と同時に10月26日に利用可能となる予定です。
事情をよく知る関係者によれば、Office 2013 RTエディションからいくつかの特徴的な機能が削除されることになるといいます。
Microsoftは、Office 2013 RTのプレビューバージョンを今年後半に出荷する予定となっています。そして、プレビューバージョンは2013年前半に利用可能となる完成版にアップグレードできるようになるともいいます。
Microsoftは、Windows RTに最適化するために、タブレットデバイスにおいてバッテリー寿命と信頼性とが影響を受けないよう、Office 2013 RTからいくつかの特徴を取り除く決定をしたとされています。具体的には、マクロ、サードパーティのアドイン、VBAサポートがOffice 2013 RTから省かれました。関係者の1人は、その他、わずかな数だが別の機能も削除されたといいます。
Microsoftのスポークスマンは、Office 2013 RT版はパッケージ販売はされず、その代わりに、Microsoft Office Home & Student 2013 RT Preview版がすべてのWindows RTデバイスにプリインストールされると言及しています。
関連記事
Office2013 RT版にはマクロやVBA非搭載か：The Vergeより
