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新型ウォークマンSシリーズ NW-S764、NW-S765、NW-S766が特価:旧型との違い、iPod nanoとの比較

SONYウォークマン Sシリーズ(NW-S760シリーズ)は、コンパクトな本体で音楽、動画、写真も再生でき、Bluetoothによるワイヤレスイヤフォンも利用できる現行モデル。2011年10月発売。8GB NW-S764、16GB NW-S765、32GB NW-S766の発売当時の実売価格は14,000円前後、17,000円前後、20,000円前後。
新型NW-S760シリーズと昨年のNW-S750シリーズとの最大の相違点は、新たにBluetoothに対応した点です。旧モデルであるNW-S750シリーズはそれ以前と比べて大きく進化しました。そのため、2011年モデルは、新しく登場したZシリーズやAシリーズのようなメジャーバージョンアップというよりも、機能強化のブラッシュアップという感じです。主な機能や性能を一覧にまとめました。Apple iPod nano 第6世代(2010年9月発売)とも比較できます。
ウォークマン Sシリーズ(新旧モデル)、iPod nano 6G(現行第6世代)比較一覧表
ウォークマン Sシリーズ(新旧)、iPod nano 6G(第6世代)比較一覧表
参考:ソニー ニュースリリース

  • デザインと大きさ、カラー
    • 本体デザインは、四隅は旧型の方が丸く、新型はスクエアになっていますが、上部と下部は新型が丸みを帯びています。このデザインの採用と新たにBluetoothを内蔵したためか、厚さで0.9mm、幅で1.6mm、高さで3.3mmほど大きくなっています。重さは2gとわずかですがアップしていますが、ほぼ同じと考えてよさそうです。
    • カラーは従来通り8色((L)ブルー、(G)グリーン、(PI)ライトピンク、(W)ホワイト、(P)ビビッドピンク、(V)バイオレット、(N)ゴールド、(B)ブラック)を用意。旧モデルは操作パネル部分で処理の異なる2トーン仕様でしたが、新モデルは1トーンで統一されています。また、特にグリーンとゴールドの色味が異なっています。
  • ラインナップ、Bluetoothの仕様
    • ラインナップは、ベーシックなNW-S760シリーズ、専用スピーカーがセットとなったNW-S760Kシリーズ、そして、イヤホンをBluetooth対応製品に変更したS760BTシリーズが新たに用意されています。後者は容量が8GBのものしか用意されていませんが、セットとなるBluetoothイヤホンは、型番MDR-NWBT10Nとして単体でも発売されます。カラーはブラック、ホワイト、ブルー、ピンクと豊富で、16GBや32GBでBluetoothイヤホンを使う場合はこちらを利用できます。なお、今年のウォークマンの新製品はすべてBluetoothをサポートしています。
    • Bluetoothは、商品説明にVer.2.1に対応している機器との接続が示してあり、Ver.2.1のようです。OPP/A2DP/AVRCPのプロファイルに対応しています。OPP(Object Push Profile)は、Bluetooth同士でPIMデータ(テキスト、メール、名刺データなど)をやり取りするものです。Bluetoothヘッドセットしては、ソニーエリクソンのMW600がベストセラーですが、新しいウォークマンでも使用できるので、たとえばウォークマンで音楽を聴いたり、iPhoneで電話に出たりをMW600ひとつで済ませることもできそうです。ただし、ウォークマンのノイズキャンセリング機能は付属イヤホンもしくはウォークマン専用とうたわれた製品でしか機能しません。このあたりが選ぶ際に悩ましいところです。
  • 従来機能は丸ごと踏襲
    • 旧型にある機能、ノイズキャンセリング(NC)、FMラジオ、語学学習、歌詞ピタ、カラオケモード、ダイレクト録音機能などは、新型でもすべて網羅しています。バッテリー駆動時間も音楽再生で最大50時間、動画再生で最大10時間(いずれもNCをOFF時)となり、同一です。ヘッドホンやイヤホンなどBluetooth対応製品を既に持っている、あるいは購入予定であるなら、新型がおすすめです。

新型ウォークマン製品一覧
8GB NW-S764 16GB NW-S765 32GB NW-S766 MDR-NWBT10N