iMessageは、iOS 5から利用できるようになった機能です。どんなことができるのか、簡単にまとめました。
環境
- iPhone 3GS(ソフトバンク3G回線およびWi-Fi接続)
- iPad 2 Wi-Fi(Wi-Fiのみ)
- PC(インターネット接続)
- Wi-Fi間通信は、同一エリア内で試しています
準備
- iPhoneおよびiPadに「Apple ID」を設定する
- 「Apple ID」とはiTunesで音楽やアプリを購入するときに使っているアカウントです
テスト:いすれもアプリ「メッセージ」でやり取りしています
- iPhoneとiPadとの間で「Apple ID」でやり取りする
- iPhoneは3G、Wi-Fiいずれに接続しても、Wi-FiオンリーのiPadとメッセージのやり取り可能
- iPhoneに「Apple ID」を設定しない場合
- iPadへはSMSで送信される。送信アドレスが電話番号「+81 90 **** ****」となりMMSではなくSMSであることがわかります
- iPhone(3Gを切った状態)およびiPadから、PCのメールアドレスへ送る
- いずれも送信不可。「iMessage」を使う場合、「iMessage」に登録された「Apple ID」へしか送信できません
- iPhone(3G有効)からPCへ送信する
- 従来通りMMSを使って送信される
まとめ
- プッシュ配信のためレスポンスは良い。ソフトバンクMMSと遜色なし
- 3G回線があれば、iOS同士のやり取りは、キャリアから提供されたメール(MMS)を使わず、「iMessage」だけで済ませられる
- 3G回線のあるiPhoneの方がSMSを使うなどやり取りできる相手が多くなる
- Wi-FiのみのiPadやiPodtouchでできることが「iMessage」のみでできることと考えていい
- Wi-FiオンリーのデバイスでもWAN経由(Wi-Fi - インターネット - Wi-Fi)でもやり取りできる
- iPhone(Wi-Fi)---Wi-Fiテザリング---Nexus S---3G回線(インターネット)---iPad(Wi-Fi)にて「iMessage」で送受信可能
- iPod touchとモバイルWiFiルータとを一緒に使ったり、WiFiスポットなどを利用すれば、iPhoneと同様にiMessageを利用できる
iPhoneの標準アプリ「メッセージ」について
- iOS 5になって、これまでのMMS、SMSに加えて、「iMessage」をまとめて管理するようになります。
- 「iMessage」と、その他の見分け方は、送信した文章と送信ボタンの「色」と「入力欄」です。「iMessage」は青色となり入力欄に「iMessage」と表示されます。その他は従来通り「緑色」、入力欄に「メッセージ」と表示されます。