GoogleがGoogleEarthの3D機能やGoogleMapsのオフライン機能を刷新すると発表しました。
GoogleMapsのオフライン機能
- モバイル向けGoogleMapsに従来からあるオフライン機能を大幅に拡張
- 1つの都市全体をオフラインで利用できるようになる
- 複数のエリアをセーブできるようになる
- 3G通信やWi−Fi接続のできない場所でも正確で詳細なオフラインマップを利用できる
- 100カ国以上のオフラインマップが利用可能になる
- 最初にAndroid用アプリがリリースされる。iOS用アプリも準備中
オフライン機能で紙の地図をそのまま持ち歩くというようなイメージ:The Next Dimension of Google Maps - YouTube、Official Google Blog
GoogleEarthの3D技術
- 航空写真から3D映像を自動的に生成する新たな3Dマッピング技術を利用
- 建物、通り、地形などもモデリングされる
- ユーザーはまるで自家用ヘリコプターを使うように3Dの世界を体験できる
- モバイル向けはAndroid、iOS用が用意される
- 2012年末までに世界の大都市圏、合計3億人規模の3Dエリアをカバーする
また、ストリートビューの撮影にはバックパック型のカメラも採用し、グランドキャニオンなどこれまで撮影が困難であった場所のストリートビューも可能となったと報告されています。
Googleがこの時期に地図機能の強化を発表した背景には、AppleがWWDC2012にてiOS6の地図アプリをGoogleから自社製に変更する、ということがあるとみられています。