東京都は、災害に備えて、各家庭に応じて必要な備蓄品目・数量を表示し、ショッピグサイトで購入もできる、「東京備蓄ナビ」を開設しています。
必要な備蓄品リストは、東京在住でなくとも一見の価値あると思います。
サイトでは、家族構成などの質問に回答することで、必要な備蓄品目・数量の目安がリスト化され、ショッピングサイトから備蓄品を直接購入可能となっtれいます。
また、防災や備蓄に役立つコンテンツ記事や、各区市町村のハザードマップや「防災」「備蓄」に関するリンク集も確認できます。
質問は、家族の人数、性別、年齢層、住宅(戸建て・マンション)、ペットの有無です。
たとえば、成人女性1人が必要なものとしてリストアップされたものがこちら。
ここから生理用品と化粧品を除くと成人男性となるようです。
たとえば、1日1人3リットルが目安量となっており、そこから、これらリストは1週間分の備蓄品です。
- 水: 21 L
- レトルトご飯: 21 食
- レトルト食品: 7 個
- 缶詰(さばの味噌煮、野菜など): 7 缶
- 栄養補助食品: 7 箱
- 野菜ジュース: 7 本
- チーズ・プロテインバー等: 2 パック
- 健康飲料粉末: 7 袋
- 調味料セット: 適宜
- 乾麺 即席麺: 6 パック
- 無洗米: 3 kg
- 飲み物: 7 本
- お菓子: 6 パック
- 果物の缶詰: 6 缶
- 除菌ウェットティッシュ: 70 枚
- アルコールスプレー: 1 本
- マスク: 7 枚
- 口内洗浄液: 630 ml
- 救急箱: 1 箱
- 常備薬: 1 箱
- カセットコンロ: 1 台
- カセットボンベ: ガスコンロ1台につき1日4/3本
- ラップ: 1 本
- ポリ袋: 1 箱
- ビニール手袋: 1 箱
- アルミホイル: 1 本
- トイレットペーパー: 3 ロール
- ティッシュペーパー: 3 箱
- 懐中電灯: 1 灯
- 乾電池: 単1~単4までのセット
- 点火棒: 1 本
- 使い捨てカイロ: 14 個
- 使い捨てコンタクトレンズ: 1人1か月分
- 携帯電話 充電器: 携帯台数に合わせて用意
- 布製ガムテープ: 2 巻
- 軍手: 7 組
- 新聞紙: 適宜
- 手回し充電式などのラジオ: 1 台
- 簡易トイレ: 35 回分
- マルチツール: 1 個
- 給水袋: 1 袋
- ポータブルストーブ: 1 台
- 生理用品: 30 個セット
- 基礎化粧品: 1 個
- フリーズドライ食品: 適量
- 乾物: 適量
- 歯みがき用ウェットティッシュ: 70 枚程度
- ウェットボディタオル: 7 枚
- LEDランタン: 最低3台
- ヘッドライト: 1 個
- クーラーボックス: 1 個
- リュックサック: 1 個
多くの品々がなじみのあるものばかりだと思いますが、そんな中で、これは気づかなかったと思うものもありました。
私にとっては、たとえば「ポータブルストーブ」。
備蓄ナビのイラストはほぼこれですね。
このストーブはカセットガスを使うタイプです。
レビューによるとカセットガス1つで2時間ほどしか持たないようですが、それでも非常時には有効かもしれません。
カセットガスはカセットコンロとセットで備蓄しておいたので、今度はストーブも検討しようと思います。
また、「給水袋」というのも自分では備蓄していませんでした。
ただ、これなら2リットルのペットボトルなどでも代用できるかもしれません。
そのほかにも、「口内洗浄液」や「 歯みがき用ウェットティッシュ」なども盲点でした。前者はマウスウォッシュなので日常的に使っている方も多いかと思いますが、後者はシートタイプで、水を使わずに口の汚れを拭き取ったりできる口腔ケア用のウェットティッシュです。
紙パックの「野菜ジュース」は冷凍しておいて保冷剤としても活用できるという豆知識もありました(メーカーが冷凍保存を想定しているかどうかはあるでしょうが)。
なるほど、なるほど、興味深い。
新型コロナウィルス感染症の影響で、マスク、アルコールスプレーなどは備蓄している方も多いかと思います。
水道が使えなくなることを想定し、ウェットティッシュなども多めに備蓄しておこうと改めて思いました。
個人的には、数年前に簡易トイレを購入しておいてます。
このリストでは1日に5回分、7日で35回分を備蓄となっています。
ちなみに私はトイレマンという商品を購入し備えています。
10年保存が可能です。
というわけで、「東京備蓄ナビ」を試してみました。
東京都にお住まいでなくとも、備蓄リストは参考になるかと思います。
Source:東京都