Appleは次期iOSデバイスで新しい素材を用いたタッチパネルを採用する計画だとElectronic Timesは報じています。
銀ナノワイヤー(silver nano wire/AgNW)と呼ばれるフィルムであり、従来のITO(酸化インジウムスズ)フィルムと比べ、タッチ性能に優れ、透明度が高く、柔軟性や伸縮性、そしてコストの面でも優れた素材です。記事では新素材が絵を描くなど圧力によって描線に変化をつけるような用途にも適していると説明しています。
AppleはiPad Air PlusあるいはiPad Proとも呼ばれる大型iPadに筆圧検知式デジタイザを採用するといわれていますが、そうした繊細さを要求される入力で新パネルの性能が大いに生かされそうです。