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John Paczkowski氏:新型Apple TVは4Kビデオストリーミング非対応

Appleは6月のWWDCにおいて、新型Apple TVを発表するといわれています。
SiriやApp Storeをサポートし据置き型ゲーム機としても利用できると予想されています。

新モデルの続報としてBuzzFeedのJohn Paczkowski氏が伝えていることによれば、新型Apple TVはライバルの多くがすでに対応している4Kビデオストリーミングには対応しません。

なぜAppleはそう判断するのか、その理由を確認してみましょう。

事情を良く知る関係者によれば、Apple TVは4Kビデオをサポートしません。
4Kは素晴らしいですが、まだ未成熟だとAppleの考えに詳しい関係者の1人は主張しています。
3年越しの新モデルとなるApple TVで4Kビデオをサポートすることは将来を見据えた賢い選択のようにも見えます。
すでにiPhone6/6 PlusのA8チップが4K出力可能であることから、同じチップを搭載するといわれる新型Apple TVでも当然4Kをサポートしてくると予想されてきました。

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NetflixやAmazon.comは昨年から4Kビデオストリーミングサービスを始めました。しかし、そのコンテンツ数はまだ少なく、多くのユーザーはまだ4K映像を楽しめる環境を整えていません。

また、4Kストリーミングを配信することはまだ高価でもあります。HDビデオの4倍の解像度が必要な4Kビデオにはそれを配信できるだけの十分な速度のインターネットが必要です。
最新の調査によれば、米国において4Kストリーミングに必要な15Mbps以上の速度があるのは米国全体のインターねと接続のわずか19%だけです。
アナリストによれば、Netflixの平均3Mbpsのストリーミング速度でユーザーに届けられています。
4Kビデオが本格的に普及するにはまだ多くの時間がかかるでしょう。

そのような現状から、4Kビデオサポートが時期尚早であるとAppleが考えることはそう難しいことではなさそうです。

AppleはストリーミングTVをApple TVでサポートするために複数のコンテンツ提供会社と交渉しているともいわれています。ABC、Fox、Disney、Discovery、Viacomなどがその候補とされています。
このストリーミングTV配信サービスもWWDCで発表されると予想されています。


John Paczkowski氏は、先日、新型Apple TVに搭載されるであろう主要な機能や特徴を明らかにしていました。
www.kobonemi.com

Source:BuzzFeed News via Mac Rumors, The Verge

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