Appleは日本時間9月16日、新しいiPad Airを発表しました。
10.9インチのLiquid Retinaディスプレイ、12MPバックカメラ、7MP FaceTime HDカメラ、オーディオのアップグレード、トップボタンに新しく統合されたTouch IDセンサー、USB-C、強力なA14 Bionicを備えた全画面設計が特長です。第2世代のApple Pencil、Magic Keyboard、Smart Keyboard Folioをサポートします。
本体カラーは、シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーの5つ。
容量は64GBと256GB。
価格はWi-Fiモデルが税別62,800円、Wi-Fi＋Cellularモデルが77,800円から。
A14 Bionicは「ノートパソコンのスピードを軽やかに超える」とされ、40％高速な6コアCPU、30％高速なグラフィックス、4Kビデオの編集、10倍高速な機械学習などが挙げられています。
オールスクリーンデザインとなった、10.9インチのLiquid Retinaディスプレイは、True Tone、P3の広色域、反射防止コーティングなどを備えています。
新たに、20W USB-C電源アダプタを同梱しています。iPad Proシリーズは18Wタイプでしたが、今後は20Wに切り替わっていくでしょう。
Wi-Fi 6とBluetooth 5.0を搭載。Cellularモデルはnano-SIM＋eSIMを搭載。
内蔵GPS/GNSSは相変わらずCellularモデルのみ。
バッテリー駆動時間はWi-Fiでのインターネット利用・ビデオ再生で最大10時間。
カメラは12MP広角カメラと7MP FaceTime HDカメラ。4Kビデオ撮影（24fps、30fpsまたは60fps）に対応。
本体サイズは247.6×178.5×6.1㎜で、重量はWi-Fiモデルが458g、Cellularモデルが460g。
ステレオスピーカー搭載。
Magic KeyboardとSmart Keyboard Folioに対応。
グリーンとスカイブルーが新たに追加。
新型iPad Airと11インチiPad Proのディスプレイを比べてみると、このような違いがあります。
| iPad Air第4世代 | iPad Pro第2世代11インチ |
|---|---|
| Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ |
| IPSテクノロジー搭載10.9インチ（対角）LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ | IPSテクノロジー搭載11インチ（対角）LEDバックライトMulti‑Touchディスプレイ |
| 2,360 x 1,640ピクセル解像度、264ppi | 2,388 x 1,668ピクセル解像度、264ppi |
| - | ProMotionテクノロジー |
| 広色域ディスプレイ（P3） | 広色域ディスプレイ（P3） |
| True Toneディスプレイ | True Toneディスプレイ |
| 耐指紋性撥油コーティング | 耐指紋性撥油コーティング |
| フルラミネーションディスプレイ | フルラミネーションディスプレイ |
| 反射防止コーティング | 反射防止コーティング |
| 1.8%の反射率 | 1.8%の反射率 |
| 500ニトの輝度 | 600ニトの輝度 |
| Apple Pencil（第2世代）に対応 | Apple Pencil（第2世代）に対応 |
10.9インチとなる新型iPad Airは11インチiPad Proと比べてわずかに画面サイズが小さく解像度も低いですが、264ppiという画素密度は同じ。
最大の違いは120HzのProMotionテクノロジーでしょうか。
