「iPhone 16」全モデルにA18チップ搭載　iOS 18初期バージョンから判明

「iPhone 16」シリーズは全4モデルに「A18」チップを搭載することが「iOS 18」の初期開発バージョンから判明したとしてMacRumorsが報じています。

iOS 18は「Crystal」というコードネームで呼ばれており、MacRumorsは匿名の情報筋から入手したとしています。
それによると、iOS 18のコードで言及されているモデルは次の通りとなり、

D47 - iPhone 16
D48 - iPhone 16 Plus
D93 - iPhone 16 Pro
D94 - iPhone 16 Pro Max

これまでの噂にあるような「iPhone Ultra」が存在するという証拠は現時点は確認できなかったようです。
D94がそうなる可能性もありますが、そうであれば、他の構成のハードウェアと明確に区別するために、別のID（たとえばD95またはD94a）を使用する可能性が高いです。
一例としてiPhone 15 Pro Maxでは、Appleは独自設計の5Gモデムテストで使用するために、デバイスID「D84S」を持つバージョンを開発していました。D84Sの「S」は「Sinope」の略で、Apple社内の5Gモデムのプロジェクトコードネームと思われます。

iOS 18のコードから、iPhone 16シリーズ全体が新しいSoC（t8140, Tahiti）を採用することも示されています。A18チップは、ベースモデルのiPhone 16と16 Plus（Apple社内ではD4yと総称）、iPhone 16 Proと16 Pro Max（Apple社内ではD9xと総称）に関連して言及されています。

現行のiPhone 15のラインナップでは、ベースモデルのiPhone 15はiPhone 14 Proに搭載された旧型のA16チップを採用し、最上位モデルのiPhone 15 ProはGPUコアを追加してパフォーマンスを向上させた全く新しいA17 Proチップを搭載しています。A17 Proは、A16に比べてより効率的な3nmプラットフォームで製造されています。

来年のiPhone 16シリーズでは、ベースモデルとProモデルの両方に同じチップが搭載されるようです。ただし、iOS 18ではiPhone 16シリーズ全体に同じt8140チップが使用されることが示されていますが、A18とA18 Proのブランドを使用するなど、Appleがその違いを強調する可能性はあります。

今回入手したiOS 18には、A18チップに加え、iPhone 16シリーズ用に計画されていると思われるBroadcom製のWi-FiおよびBluetoothモジュールへの言及が含まれていますが、それ以上の詳細は確認できないようです。このiOS 18はまだ開発の初期段階のものであり、新モデルに関する言及が含まれている以上の情報はなさそうです。

Source: MacRumors

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