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新型Apple Watch Series7、新搭載の血圧測定機能などにより生産難航 発売遅れの可能性も

Appleが今月中に発表する見込みの新型「Apple Watch Series 7」について。
複雑なデザインを採用しているため生産が遅れているという報道が出ています。

担当する組み立てメーカーは先週、Apple Watch Series7の小規模な生産を開始したが、満足のいく生産パフォーマンスに到達するための決定的な課題に遭遇したとNikkei Asiaは事情に詳しい複数の関係者の話として伝えています。
3人の関係者によると、現在の期待外れの生産品質は、前世代モデルとは大きく異なるデザインの複雑さに起因している可能性があり、アセンブリーメーカーは電子モジュール、コンポーネント、ディスプレイを組み立てる際に問題を発見したとしています。

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Apple Watch Series 7のレンダーイメージ


フラットエッジと大型ディスプレイになると噂されている複雑なデザインの結果、エンジニアが大量生産に入る前にデザインをさらに認証しようと試みているため、Appleのサプライヤーは新しい時計の生産を一時的に停止しているそうです。

Nikkei Asiaによると、Apple Watch Series 7には血圧測定機能が搭載されますが、これが生産停止の要因のようです。具体的には、血圧測定を可能にするためのハードウェアは、「防水性能の要件を満たす必要があり、技術的および生産上の課題がさらに増える」としています。

Appleは今月中旬にデジタルイベントを計画していると広く噂されており、そのイベントでiPhone 13とApple Watch Series 7を発表すると予想されています。
本日の報道によると、情報筋の話として、生産上の問題によりこの計画に影響が出る可能性があります。
あるいは、Apple Watchの生産に問題が発生している可能性はありますが、その問題は、発表の遅れではなく、デバイスの出荷の遅れにとどまるかもしれません。

Bloombergもまた、新型Apple Watchは製造メーカーが新シデザインに適応するために生産上の問題に苦労しており、発売が遅れる可能性が高いという同様の情報を報じています。

Appleのサプライヤーは今年初め、新型12.9インチiPad Proに使用されているミニLEDディスプレイに関連する生産上の問題に遭遇していました。新しいiPadProは4月に発表されましたが、出荷が始まったのは5月後半でした。Apple Watchの場合も2015年の初代モデルで同じような問題がありました。
今回の場合、Appleは新モデルの発売日をまだ公表していないため、発売日を遅らせるか、出荷台数を減らして対応することもありえます。

Source:Nikkei Asia, Bloomberg via MacRumors

Apple Watch Series 7は、iPhone 13シリーズと一緒に9月に発表・発売される見込みです。
最新の情報では、新型iPhone13の発表は9月14日(火)、予約開始は17日(金)、発売は24日(金)になりそうです。

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