Microsoftは、開発者会議Build 2015において、これまで「Project Spartan」として紹介してきた新ブラウザの正式名称を「Microsoft Edge」として改めて発表しました。
特徴として、
- 行動するためのブラウザ
- ノートテイク(メモをとる)と共有機能を搭載
- 読むことに最適化され、気が散ることがない
- Cortanaの統合
などが挙げられています。
基調講演で公開された紹介ビデオを見ると、ブラウザ上に直接書き込めるメモ機能など、ユーザーが積極的に行動することをサポートするのが「Microsoft Edge」の大きな特徴の1つです。
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「Edge」とはエッジ、端、接線、刃物などの刃先、その鋭さなどを意味しますが、それ見合うロゴも明らかになっています。
一見ジョークのように見えますが、新ロゴを紹介しているKyle Pflug氏はMicrosoft Edgeのプラットフォームチームの一員とのこと。つまりMicrosoftの中の人なわけで、このロゴは本物なのでしょう。
New kid on the block. pic.twitter.com/7EzMjxUrFf
— Kyle Pflug (@kylealden) April 29, 2015
新しいロゴは、Internet Explorerのロゴとの類似点を容易に見出すことが可能です。
ブルーの「e」はIEの「e」のロゴを見なれたユーザーが新しいWebブラウザに馴染みやすいように選ばれているのかもしれません。
新しいロゴは、これまでのIEの「e」にエッジの鋭さを加えたような表現です。
ちなみにIEのロゴはこちら。
確かに似ています。
何となくバランスが悪いようにも見えるのは気のせいでしょうか。
「Microsoft Edge」は、Windows 10の標準ブラウザとなり、デスクトップ、ノート、タブレット、スマートフォンにプリインストールされます。
また、IEはレガシー環境を必要とする企業などのために提供が続けられます。
なお、今回の基調講演ではWindows10の具体的な発売日に関する発言はありませんでした。
以下、紹介ビデオです。
Introducing Microsoft Edge: The New Windows 10 Browser
初日の基調講演のビデオはこちらから視聴できます。
Edgeに関する説明は2時間12分くらいから。
Day One Keynote Presentation | Build 2015 | Channel 9
現在のところWindows 10は7月頃のリリースといわれています。
www.kobonemi.com
Source:Blogging Windows, Neowin, WinBeta