Microsoftが「Sculpt Ergonomic Keyboard」と「Sculpt Ergonomic Mouse」を発表しました。
米国では2013年8月より発売されます。
追記：9月6日より日本でも発売。詳しくは新しい記事へ。
Sculpt Ergonomic Desktop：ニュースリリース、Microsoft Store
ラインナップと価格は次の通り。
- Sculpt Ergonomic Keyboard：80.95ドル
- Sculpt Ergonomic Mouse：59.95ドル
- Sculpt Ergonomic Desktop（上記キーボード＆マウスのセット）：129.95ドル
「Sculpt Ergonomic Keyboard」は、エルゴノミクス（人間工学）に基づいた独特のフォルムが特徴です。キーボードの真ん中が分けられており、また、その真ん中を頂点にして緩やかなカーブがあります。左右の手を自然なポジションに置いてキータイプできるように設計されています。この裂け目のあるデザインとカーブにより手首と腕とをリラックスした状態でキーボードへ向かわせてくれます。
Sculpt Ergonomic Keyboardの形状：The Verge
製品の開発時のコードネームは「Manta Ray」だったようで、確かにその形状は海中を泳ぐエイの姿を想像させます。
また、写真のようにキーボードの傾斜は後方を高くすることもできるようです。キーボードの大きさは388×208mm、独立したテンキーパッド（92.8×132mm）が付属します。接続はBluetooth→2.4GHzワイヤレス。対応OSはWindows 8/Windows RT/Windows 7、Mac OS X v10.4-10.x1、電源は単3形乾電池×2本、電池寿命はキーボードが3年間、テンキーパッドが6年間。
「Sculpt Ergonomic Mouse」もまたエルゴノミクス・デザインによる新たな設計のマウスです。
「Sculpt Ergonomic Mouse」は、卵のような丸みのある形状で、手と机の表面の接地部分を減らすように、多くのマウスよりも背が高くなっています。右手専用でマウス本体の左側には親指を置くスペースがあります。このデザインによりマウスを自然な角度で操作できるため、「carpal tunnel pressure」を最小限に抑えるのを助けると説明されています。「carpal tunnel」とは手根管（腱と神経が通る手首の内側の管）のことで、この中にある神経が圧迫されることで手や指にしびれや痛みが表れる「手根管症候群」という病名でも知られています。
「Sculpt Ergonomic Mouse」には、Windows8のスタートボタン、バックボタン、4方向スクロールホイールを搭載しています。本体サイズは幅79.4mm×奥行き98.2mm。対応OSはWindows8/WindowsRT/Windows7、Mac OS X v 10.4-10.x1、電源は単3形乾電池×2本、電池寿命は1年間。接続はBluetooth→2.4GHzワイヤレス。
Microsoft Sculpt Ergonomic Keyboard
Microsoft Sculpt Ergonomic Mouse
Microsoft Sculpt Ergonomic Desktop
