iPhone5Sは今四半期よりその生産が開始されるというニュースがありましたが、そのiPhone5Sは7月にも中国移動（China Mobile）で利用可能となるというアナリストレポートをBarron'sが伝えています。
写真はiPhone5, iPhone4S, iPhone4
Wedge Partnersのアナリスト Brian Blair氏によれば、Appleは新型iPhone5Sをグローバル市場にローンチするとともに、中国移動向けにも7月にローンチします。TD-SCDMA方式のiPhone5Sは来月にも生産を開始するとみられています。7億1千万人という契約を持つ中国移動でiPhoneが初めて販売されることは、Appleにとって大きな意味があります。また、中国に加えて、インドにおいてもAppleが積極的に展開しようとしていると考えられています。
一方、複数の業界関係者やアナリストらが予測するiPhone廉価版については、Blair氏は否定的です。iPhone4がその役割を担うだろうとBlair氏は考えています。
Blair氏は、また、iPad miniの生産台数が年間5500万台から10％削減され5000万台に変更されたとしています。200ドル以下の低価格なAndroidタブレットが市場に多く出回ることで、その影響を反映させたと考えられています。その他、現在プロトタイプ生産が行われているともいわれているテレビ製品については、サプライチェーンにその生産が近付いていることを示す確証がまだ得られていないとしています。
iPhone5Sについては、中国移動と共にドコモも販売を開始すると予想されています。
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