Lenovo IdeaPad Z580 215199J、21519AJが新発売：Core i5-3210M、USB3.0搭載15インチノート。G580との違い

Lenovo IdeaPad Z580シリーズはIvyBridgeデュアルコアCPU、USB3.0ポートを搭載した2012年夏モデル。第3世代Coreプロセッサ、デュアルコアモデルのリリースとともに発売されました。
IdeaPad Z580は「215199J」「21519AJ」の2モデルが用意されます。どちらもスペックは同一、本体カラーが異なります。「215199J」がエナメルホワイト、「21519AJ」がチェリーレッドとなります。
IdeaPad Z580は、同時発売されたG580と構成が近く、実売価格も5,000円程度の違いしかありません（後述のようにZシリーズの方がハイエンドとなります）。両製品を比較すると次のようになります。いずれも最新のデュアルコア、Core i5-3210Mを搭載しています。液晶ディスプレイサイズも同一であり、本体の大きさや重量もほとんど変わりません。
Z580 215199J、21519AJ

基本性能：15.6型、1366×768ピクセル、第3世代Core i5-3210M、4GB（4GB×1）RAM、500GB HDD、Intel HM76 Express
搭載機能：DVDスーパーマルチ、USB3.0×2、USB2.0×2、Bluetooth v4.0、5in1メディアカードスロット
本体寸法：376×250×20-34.1mm、約2.65kg
実売65,000円前後

G580 26897MJ

基本性能：15.6型、1366×768、第3世代Core i5-3210M、8GB（4GB×2）RAM、500GB HDD、Intel HM76 Express
搭載機能：DVDスーパーマルチ、USB3.0×2、USB2.0×1、2in1メディアカードスロット
本体寸法：376×245×34.3mm、約2.6kg
実売60,000円前後

IdeaPad Z580：Lenovo 製品情報、スペックシート（PDF）
ラインナップとしては、Z580はG580よりも上位です。お互いの最上位モデルのスペックを比較した場合、Z580「215199J」「21519AJ」よりもG580「26897MJ」の方がメモリー搭載量が多くなります。一方、Z580の方がUSBポート数が多く、メモリカードリーダーも対応数が多いものが内蔵され、Bluetoothも搭載しています。その他の通信機能、映像出力などなどはZ580もG580も同一です。どちらもメモリースロットは2スロットあり、交換や増設は容易です。Bluetoothを内蔵するのは少々難しくなりますが、USB接続タイプのBluetoothであれば追加は簡単です。一方、本体にUSBポートを増設することは困難です。実売価格によってはZ580の方がお買い得になる可能性もあります。
両製品の外観上の違いとしては、Z580はホワイト系とレッド系の鮮やかな色調のボディを採用している点が挙げられます。また、天板はクリスタルカッティングが施されています。一方、G580はグロッシーブラウンの1色のみです。
以下、Z580のスペックです。G580については下記関連記事をご覧ください。

IdeaPad Z580の共通構成