Appleは、日本時間10月24日にパブリックベータ登録者向けに5番目のiOS11.1のベータ版「iOS 11.1 Public Beta 5」をリリースしました。開発者向けも同時リリースです。前回のBeta 4からわずか3日後のリリースとなっています。
9to5Macによれば、リリースノートはBeta4と同一です。
バグ修正を主としているようです。
一方、多くのパブリックベータ登録者にBeta5のインストール自体に問題が出ていることをMac Rumorsが伝えています。
自分の環境(10.5インチiPad Pro)でもインストールできない状態です。
設定のソフトウェアアップデートからダウンロードしインストールするのですが、インストール完了し再起動後、ソフトウェアアップデートを見ると、同じBeta5が表示されてしまいます。
iTunesを使ってアップデートしたユーザーが文鎮化していることもMac Rumorsは伝えており、問題がある場合は無理にアップデートせずに静観しておいた方が良さそうです。
インストールに成功した場合、本バージョン(Beta5)はiOS11.1(15B93)となるはずです。
初めてパブリックベータをインストール場合、無料でAppleのベータプログラムのサイトに登録することでダウンロードできます。
上記サイトでApple IDにサインインしベータプログラムに登録し、手順に沿って構成プロファイルをダウンロード・インストールすることで、ソフトウェアアップデート経由でiOS11のパブリックベータをインストールできるようになります。
なお、パブリックベータのインストール前に(iCloudではなく)iTunesを使って必ずバックアップを取るよう推奨されています。iOS10に戻したい場合はiTunesを使って復元の後、バックアップから復元します。
iOS11は、次のデバイスにインストールできます。
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone SE
- iPhone 5s
- 12.9インチiPad Pro 第2世代
- 12.9インチiPad Pro 第1世代
- 10.5インチiPad Pro
- 9.7インチiPad Pro
- iPad Air 2
- iPad Air
- iPad(2017)第5世代
- iPad mini 4
- iPad mini 3
- iPad mini 2
- iPod touch 第6世代
自分でもiOS11にアップデートし、元に戻してみました。
Source:Apple Developer, Apple Beta Program