BroadwellベースとなるIntelの新型NUC(コードネーム:Rock Canyon/Maple Canyon)と思われる写真が公式サイトで公開されています。
次世代NUC「NUC 2.0」は1月のCES 2015で正式に披露される見込みです。
一見して変化を確認できるのは、前面にある黄色のUSB3.0ポート。隣にある青色のポートがおなじみのUSB3.0です。
Intelは写真だけで、その新モデルのスペックについてはまだ何も明らかにしていません。
以下、ComputerBaseやKitGuruの伝える新モデルのスペックを確認してみます。
2つの新型NUC
新型は、「Rock Canyon」と「Maple Canyon」というコードネームで呼ばれています。
どちらもBroadwellベースのNUC 2.0となります。
「Rock Canyon」は、縦横が115×111mmで、高さが29.8mmあるいは48.5mmになるといわれています。
現行モデルが116.6×112.0×34.5mmあるいは49.5mmであり、新モデルがほんの少しだけ小さくなります。
「Maple Canyon」は、現行製品と近いようです。
「Rock Canyon」はコンシューマ向け、「Maple Canyon」はエンタープライズ向けとなるようです。
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新型NUCの特徴
これら新世代は、一見すると現行世代とほとんど同じように見えます。
NUC 2.0は、Broadwellの5000番台(Core i5-5xxxU/i3-5xxxU)を搭載します(Broadwell-U)。2コアCPUです。内蔵GPUは5500あるいは6000番台となるようです。
USB3.0、HDMI、DisplayPort、M.2スロット、SSD/HDD用2.5インチベイ、有線LAN(Maple Canyonのみ)、802.11ac Wi-Fi(Rock Canyonのみ)などを搭載します。
「Rock Canyon」では、スマートフォンやタブレットを充電できるようNFCとワイヤレス充電システムを搭載します。
また、「Rock Canyon」と「Maple Canyon」の両方で、シャットダウンの状態でデバイスを充電可能とする黄色のUSB3.0コネクタも搭載されます。
以前の情報では次のようなスペックになることが判明していました。
- mSATAの廃止、M.2スロットの採用
- SATA3(背の高いモデル「H」)
- 外部USBはすべてUSB3.0に(合計4ポート)
- 天板部分にNFCワイヤレス充電
- mini DisplayPortによるトリプル4Kディスプレイのサポート
- Wi-Fi 802.11ac標準搭載(Broadwell)
- 光デジタルオーディオ出力(Braswell)
- SDXC(UHS-I)スロット(Braswell)
その他、モデルによってメモリースロットが2基or1基、VGA搭載、USB3.0ポートは合計4(前面2/背面2)などですが、詳しくは以前の記事もご覧ください。
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Source:Intel via ComputerBase, KitGuru