GoogleとMotorolaは、「X Phone」として内的に知られる新しいスマートフォンを開発しているとThe Wall Street Journalが伝えています。
「X Phone」は、iPhone5やGALAXY S3などAppleとSamsungの最新フラッグシップモデルを標的にしているといいます。 9to5Macが「X Phone」の特徴とGoogleとMotorolaの動向を次のようにコンパクトにまとめています。
- 「X Phone」、そして将来的に「X Tablet」は、MotorolaのDroidシリーズとは別ラインとなる。
- 「X Phone」のいくつかの初期計画はサプライチェーンのマネジメント(特にAppleの行うような)に関する問題や製造上の懸念事項により見送られた。
- そのプロジェクトは前Google Product ManageのLior Ron氏が指揮する。
- Motorolaは「X Phone」でパノラマ写真撮影に対応するようカメラの彩度を向上させたが、それによりバッテリー寿命に影響を及ぼすことがわかった。
- 両社は「X Phone」にベンダブル(Bend able)スクリーンやセラミック技術を採用しようと考えているが、その計画を実行するのは明らかに困難である。
- デバイスは2013年内にローンチする。
「X Phone」開発の背景には、AppleとSamsungがスマートフォン市場を二分する状態であることが大きいようです。一方、Googleは同じAndroidスマートフォンを開発しているSamsungとの複雑な関係も管理する必要があります。また、伝えられるところでは、SamsungはデフォルトでGoogleのアプリをインストールされることを防いでいるともいわれており、Googleはそれも懸念しているといいます。Googleは自らスマートフォンを開発しなければ、Googleのモバイル分野における範囲に大きな影響を与えると予想されています。