ソニー VAIO Tシリーズ13「SVT13119FJS」、Tシリーズ11「SVT11119FJS」は同社初のUltrabook。IvyBridge第3世代Core i5-3317U、4GB RAM、500GB+32GB SSD、マイクロソフトOffice Home and Business 2010などを搭載。2012年6月9日発売。店頭実売価格は120,000円、110,000円前後。
ソニー Tシリーズは、先日発売された富士通LIFEBOOK「UH75/H」に近いスペックの第2世代Ultrabookです。LIFEBOOK「UH75/H」が14インチなのに対して、Tシリーズは13.3インチ、11.6インチというMacBookAirと同じ液晶ディスプレイを搭載しています。本体サイズは13.3インチ「SVT13119FJS」が幅323×高さ17.8×奥行226mm、約1.6kg、11.6インチ「SVT11119FJS」が幅297×高さ17.8×奥行214.5mm、約1.42kg。バッテリー駆動時間はどちらも約6.5時間。
VAIO Tシリーズ:ソニー 製品情報、ソニーストア
Tシリーズの外観的特徴はアルミ製フルフラットボディです。そのため、LANポート、HDMI、D-Subポートなどを標準サイズで搭載することが可能となっています。天板のヘアライン加工はストレートなものでASUS ZENBOOKの円心上のヘアラインとは異なっています。液晶ディスプレイを開くと本体後部が持ち上がりキータイプしやすいように本体が傾斜するデザインを採用しています。
VAIO Tシリーズの構成
- OS:Windows 7 Home Premium 64bit SP1(Windows8 Proへのアップデート優待プログラム対象。1,200円)
- 液晶パネル:13.3型/11.6型
- 1366×768ドット、TFTカラー液晶、LEDバックライト、グレアパネル
- チップセット:Intel HM77 Express
- CPU:Intel Core i5-3317U、1.7GHz-2.0GHz、2コア/4スレッド、L3=3MB
- GPU:Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)
- メモリー:4GB(オンボード)、DDR3、PC3L-10600
- メモリースロット:DDR3L SO-DIMM×1
- ストレージ:ハイブリッドタイプ(500GB 5400rpm HDD+32GB SSD)
- 光学ドライブ:非搭載
- 通信機能:Ethernet(Gigabit)、Wi-Fi(802.11b/g/n、150Mbps)、Bluetooth 4.0 + HS
- USB:USB3.0×1(電源オフ充電対応)、USB2.0×1
- 映像出力:HDMI×1、D-Sub×1
- 音響機能:ヘッドフォン×1、ステレオスピーカー(CLEAR PHASE/xLOUD)、内蔵モノラルマイク
- WEBカメラ:131万画素
- カードリーダ:SD/SDHC/SDXC/MS/MS PROメモリカード対応
- 指紋センサー:非搭載
- バッテリー駆動時間:約6.5時間
- バッテリー充電時間:約4時間
- 本体サイズ
- 13.3インチ:幅323×奥行226×高さ17.8mm、約1.6kg
- 11.6インチ:幅297×奥行214.5×高さ17.8mm、約1.42kg
興味深いのはメモリースロットにDDR3L SO-DIMMを採用している点。標準搭載の4GBはマザーボード直付けで、さらに1枚増設できる余地があります。ただし、Ultrabookの場合、メモリー、HDD、バッテリーなどにアクセスできるように設計されていることはほとんどないため、ユーザー自身が交換することは困難だと思われます。ソニーストア販売モデルでは8GBに増設したモデルも販売しています。
ソニーストア限定モデルでは、Core i7-3517U、SSDなどを選択できるカスタマイズモデルが用意されています。11.6インチモデルの場合、6万円以下(キャンペーン価格適用時)となる第2世代Core i3-2367Mを搭載したモデルも販売されています。
ソニーストア VAIO Tシリーズ
VAIO Tシリーズ13.3 SVT13119FJS
VAIO Tシリーズ11.6 SVT11119FJS