本日発売開始のNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)。
ACアダプターや専用ドッグを接続するために搭載されているSwitchのUSB Type-C(USB-C)ポートにApple MacBook ProをUSB-Cケーブルで接続したところ、MacBook ProからSwitchを充電する場合とSwitchからMacBook Proを充電する場合とがあるようです。
Mac Rumorsによれば、MacBook ProとSwitchとを両端がUSB-Cのケーブルで接続するとSwitchがモバイルバッテリーのように動作しMacBook Proを充電します。一方、MacBookに接続する前にSwitchの電源オフにしておくとMacBookからSwitchを充電できる模様。
Lol if you plug a Nintendo Switch into a new MacBook Pro, the Switch charges the laptop, not the other way around pic.twitter.com/YJhMct6fKO
— Mike Murphy (@mcwm) March 1, 2017
また、MacBook Proの電源アダプターを使いSwitchを充電することにも成功したようです。
You can charge a Nintendo Switch with a new Macbook Pro charger... though sadly, the MBP USB-C HDMI adapter does not work in place of a dock pic.twitter.com/d6L7U0JWMq
— Sam Williams (@stimply) March 2, 2017
Nintendo Switchのバッテリーは4310mAhで付属のACアダプターは15V/2.6Aで39W出力です。一方MacBook Pro(Touch Bar非搭載)の場合54.5Whのバッテリーを搭載し電源アダプターは20.3W/3Aで61Wです。
メーカーのサポートする方法ではないためお互いの製品にどのような影響があるかはわからないものの、外出先などでバッテリーが少なくなってきたときに覚えておくとよいかもしれません。
追記3月14日:検証記事がありました。
なお、MacBook ProとSwitchをつないだ場合には、両方の電源を入れたままつなげると、Switch「から」MacBook Proへ給電が行われる。これは、USB PDへメッセージングを出す際に、Switch側が「自分が電源が入っていれば給電」と決め打ちにしているから、という可能性が高い。おそらくSwitch的には、「純正のACアダプター以外につながるものは、Switchの周辺機器である」という判断で作られているのではないだろうか。ここでSwitchの電源を切ると、MacBook Proから正常に充電が行われる。